2017年度第2回干潟観察会終了

広島干潟生物研究会主催で、今年2回目の観察会が今日、
無事終了しました。

日程の設定がまずく、ちょうど中学校の文化祭や運動会、
中体連の運動部の試合とガチンコしたため、いつもより
参加者がグッと減りました。

特に、干潟研事務局のすぐ近くの女子中高校が年に一度の
学園祭だったため、そこに在籍しているスタッフがまず全員欠席。
さらには、地元の女子の小学生がそこに大挙してでかけていますので、
観察会の常連さんも欠席という状況でした。

まあそれでも、結局82名の参加がありました。


開会式の様子です。


sizeretouchIMG_2975.jpg


下の写真のようなけっこう広大な干潟です。

これが島嶼部をのぞく広島市内では唯一の自然海岸で、転石浜、泥干潟、
岩礁地、砂浜がそろった観察地です。


sizeretouchIMG_2976.jpg

sizeretouchDSC_0344.jpg


下の1枚は、写真チームのS.K.君が撮ってくれました。



幸いなことに、潮位がマイナス10cm で、まさに海底に立てる感じ。

たくさんの生きものを見ることができ、みなさん満足のうちに
お帰りになりました。

特にイシガニが多かったのにはびっくりでした。


暑くもなく、寒くもなく、快適な一日でした。


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黒ニンニク

今日は、広島市安芸区の方面にスクーターで脚を延ばし、水を引いた田んぼを
みつけては停車し、カブトエビ、ホウネンエビ、カイエビはいないかとのぞき回って
いました。

田の持ち主がおられれば、すぐに話しかけて了解を得てから探すのですが
どなたもおられない場合が多く、その時は、こっそりのぞかせていただいています。

最初の田んぼでは、持ち主にお伺いすると、

「そんなの見たことないなあ。」という回答。

で、見せてもらうと、カブトエビもホウネンエビもしっかりいました。

農家の方も、カブトエビはオタマジャクシに、ホウネンエビは小魚に
思っていらしたようでした。

次の田んぼでは空振り。


その次の田では、遠くに持ち主が見えたので大きな声をかけて
見せて頂きました。

「いいよー、勝手にどうぞ。」

とのこと。

見ると、カブトエビは見られませんでしたが、ホウネンエビは少しだけですが
けっこう大きな個体が見られました。

写真を撮っていると、近づいてこられたので、あれこれ四方山話。

この方も、それらの生きものの存在をまったくご存じなかったのですが、
たいへんに興味をもたれ、すぐそこだから寄っていけと、ご自宅まで
案内していただきました。


冷たい麦茶を出していただきながら、わたしのブログでそれぞれの生きものたちを
確認していただいたり、あれやこれやと小動物談義。

そのうち、お土産までいただきました。

そのお土産が、その方がお作りになった「黒ニンニク」でした。


sizeretouchIMG_2961.jpg


収穫したニンニクを電気炊飯器で二週間ほど保温したものだそうです。

開いてみるとこんな感じ。


sizeretouchIMG_2962.jpg


二週間の保温期間のうちに塾生し、臭みは完全に消え去るとのことで、
プルーンみたいに柔らかくなっていました。

おそるおそる食べてみましたが、甘みがあり、舌触りもマイルドで、
絶品でした。


いま、いただいたのをつまみにしてこれを書いています。

世の中には親切な方がいらっしゃるものですね。


また、いつかお訪ねして、お礼をいわなければとおもっています。



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ヒメカイエビの一種

広島市東区、佐伯区、廿日市市で同じ種類とおもわれるヒメカイエビの仲間を
見つけました。

種名はわかりません。

しかし、目の上のおでこの部分に丸い突起がきわめて特徴的ですので、
そのうちはっきりするとおもいます。

いま、大学のある方に、種名をお聞きしています。

体長約3~4mmほどの小さなもので、田んぼの濁った水の中で元気よく
泳いでいます。

ミジンコよりも一回りも二回りも大きいので、すぐに気付きました。


透過光で撮った写真はこれです。
頭の突起ははっきりしませんね。


sisetrimretouchDSC_2059.jpg



落射照明で撮るとこんな感じ。


sizetrimretouchDSC_2062.jpg


頭の突起がよくわかるとおもいます。


2枚とも同じ個体です。

実は撮影のセット中に暴れまくっており、その間に腸の背側に抱えていた
たくさんの卵を放出してしまいました。

2枚の写真は、卵を放出したばかりの状況です。

2枚目の写真をよく見ると、もう次の卵を準備しているようにも見えますね。


このヒメカイエビの一種が、いったいどういう種名なのか、どういうことで
広島市の辺縁部に点々といるのか、外来種なのか在来種なのか、
いろいろ知りたいことがありますが、わたしのレベルでは、まだヒメカイエビの
一種ということしかわかりません。


大学の方に、写真と生きた個体をお送りしていますので、ひょっとしたら
お返事があるかもしれません。

気長に待っていますが、もしお返事があれば、お伝えしましょう。



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水を引いた田は一週間後にミジンコワールド

田にどんどん水が入り出し、田植えが始まりました。

イネを植えるのに、なぜ田植えというのだろうと不思議ですが、まあ
くだらないへりくつは置いといて、稲作農家の方々が田に出て
田植機に乗っている姿はなかなか凛々しくていいですね。

田に水が入るとやく一週間でミジンコの世界になります。
ほとんどがタマミジンコですね。

水深が浅い場合、長靴の足跡のたまりにごっそり群れています。

ひしゃくですくって少しだけ持ち帰り、水槽に入れました。

泥やゴミの小さな粒子も当然混じっていますのですごく濁っていますが、
それらの粒子が真上から当てたストロボの光を受けて微細な白い点に
なって写りました。


sizeretouchDSC_2257.jpg

大きい方がタマミジンコの親で、小さいのは産まれて間もない幼生です。

こうしてみると、宇宙のように見えます。

まさにミジンコワールドですね。



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シマゲンゴロウとカブトエビ

廿日市市のとある田んぼで、シマゲンゴロウをみました。

幸いなことにカメラを持っていました。

カブトエビの赤ちゃんとホウネンエビもいっしょに写りました。
スリーショットですね。


sizeretouchDSC_2292.jpg



シマゲンゴロウは、環境省のレッドデータブックで、「準絶滅危惧」に指定されて
います。


広島県では健在のようで特に指定はありませんが、海を隔てた愛媛県の
松山市ではもっとも危急度の高い「絶滅危惧Ⅰ類」に指定されています。


その記述を引用してみましょう。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
生息状況市内から確認されている生息地は極めて少なく、個体数も少ない。
山間部の水田には細々と生息しているが、水田農法や農薬の種類が変化する
ことにより、一気に絶滅してしまう恐れがある。また、近年の本種の減少は市外に
おいても著しく、早急な保全が求められる。
(レッドデータまつやま2012から)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ほとんどの人には知られず、ほとんどの人には関心もたれず、
ほとんどの人には役に立たない小さなムシたちは、ほとんどの
人が知らないままにいなくなっています。


万人に興味・関心をもってほしいとはいいませんが、せめて
そんな実情だけは知ってほしいとおもいます。


そして好奇心旺盛な子どもたちには、できるだけ多くの情報を
提供したいとおもっています。




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緑鮮やかなホウネンエビ

先日ホウネンエビをお見せしました。

あの個体も少し緑色をおびていましたが、今日登場するのは
かなり濃い緑色の個体群です。

緑の個体が群れているところには透明の個体はおらず、
逆に透明の個体がたくさんいるところに緑の個体がちらほら
いるってこともありません。

どうやらその場のエサに関係しているのではないかということです。

イーストを食べさせると体が透明になり、緑藻などを食べていると
緑色になるようです。

しかし、緑色の個体は腸の部分が緑色になっているのではなく、
体全体、特にエラの部分がしっかり緑に染まっているので、どうやら
単純にエサの影響だけとも言い切れないとおもいます。

いずれにせよ、緑色の個体はけっこうきれいですので、また撮っておきました。



sizeretouchDSC_2231.jpg


コップに入れて机においたら、けっこう涼しげでいいかもしれません。

エサは、グリーンウォーターを与えています。
これは、メダカの水槽で増やした植物プランクトンで、おもに単細胞の緑藻です。

エアレーションせずに、明るい窓辺でメダカを育てていますので、メダカの
フンが栄養となって植物プランクトンが増え、水がきれいな緑色に
なっているので、稚魚を養う人たちは、グリーンウォーターと呼んでいます。


田に水が入って一週間以上たったところがホウネンエビの出現が期待できます。
周辺に、そんな田んぼがあれば、出かけてみて下さい。

廿日市、五日市では、この数日で田に水が入りましたので、もう少し待った
方がいいかもしれません。



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ようこそ、SCOOTIST です。

時々、ビッグスクーターにまたがって、中・四国の自然にひたりに出かけます。
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