上京5 祝賀パーティー

主催者は、なんとパーティーも用意してくれていました。

表彰式の会場とおなじフロアにある別の部屋へ移動せよとのこと。

いえいえ、受賞者だけではなく、付き添い者も全員です。
おとなもこどもも、おじいちゃんもおばあちゃんもです。

太っ腹!

おずおずと会場に進むと、ステージと丸いテーブルがありました。

入り口で飲み物の希望を聞かれたので、オレンジジュースと言おうと
したのですが、見ると、何やら透明なのと紫のが見えるではありませんか。

泡の出ているのもあるのです。

これってワイン?
こっちはビール?

「オレン、いや白のワインを。」

てなわけで、年に何度もない真っ昼間からのアルコールでした。

いえいえ、おかわりは2回だけにしました。


sizeretouchR0011970.jpg


会場では、審査員の一人、秋山仁先生が大人気でした。

ほとんどの子どもたち、色紙とサインペンを用意していたのには
びっくりです。

sizeretouchR0011971.jpg


会場の片隅に、きれいな女性がひときわ目につきました。

垢抜けしていて、振る舞いも優雅で、笑顔がすてきです。

由美かおるにそっくりで、いったいどの子の親なんだろうと
おもっていたのです。

子どもらが○×クイズに興じている間も、この女性が気になり、
ちらちらと見ていると(失礼)、秋山先生と親しく話しているでは
ありませんか。

へー、お知り合いなんだ。

宴もたけなわ、このパーティーでは、秋山先生のアコーディオンの
演奏が恒例となっているそうで、ステージに低いマイクといすが
用意されました。

なぜか二つです。

登壇したのは、秋山先生と、かの女性です。

アナウンサーが、
「由美かおるさんでーーーす。」

えーーー、本物だあ。

よく似ているはずです。


sizeretouchR0011978.jpg


ということで、若いころ大ファンだった由美かおるの本物にお会いしました。

それも、生歌つきで。

もうこんなチャンスは二度とないだろうということで、近づいて、
一言二言お話しし、写真まで撮らせてもらいました。

アップの写真も何枚かありますが、ここには載せません。
わたしだけ楽しみます。へっへっへ。


帰ってだれかれかまわず自慢話をすると、

ある一人が、「二人は結婚したはずだよ。」だって。

まったく知りませんでした。


いずれにしても、たのしい、ドキドキの祝賀パーティーでした。

来年も来なくちゃ、という意欲がわいてくるのでした。
子どもたち、がんばれよ。



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上京4 ごほうび

かたい話が続きましたので、今日は少しやわらかく。


指導奨励賞の賞品はスポンサーのオリンパスから贈られました。
「ボイスとレック」という名のいわゆるICレコーダーです。

これです。

retouchDSC_9083.jpg


大昔に買ったICレコーダーが昨年だったか壊れたので、いいタイミングでした。

ありがたく使わせていただこうとおもいます。


表彰式を終えて、新宿東口に新たにできたカメラやさんに
でかけました。

自分へのごほうびに、なにか買おうとおもったのです。


いろいろ考えたあげく、ブルーのグラデュエーションシートに
しました。

これは、プロのカメラマンが貴金属や商品などを撮影する際にバックに置く
シートです。

巻いてはありましたがかなりかさばり、持ち帰るのが大変でした。

インターネットで買う方法もありますが、こんなのは実際に見て
チェックしないと買う気になりません。
何点が並べて品定めをし、その場で買いました。


さっそく持ち帰ったシートを使って撮ったのが上の写真です。

最初に上の写真をご覧になったとき、

「カタログからスキャンしたのかな?」

とおもっっていただければ、大成功です。


あと、もう一度表彰を受けたらこんどは照明器具ですね。

上の写真をご覧になって、画面右と左の色むらにお気づきの方は
わたしの気持ちがおわかりでしょうね。



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上京3 継続は力なり

表彰式会場の外のホワイエには、受賞作品が並んでいました。

一昨日も書いたのですが、まずおどろくのは、そのボリュームですね。

つまり、一夕一朝にできたものではないということ。

いったいどのくらいの期間を研究にかけたかを、
「入賞作品ガイド集」でひろってみました。

研究の概要しか書かれていませんので、期間がわからないものも
ありましたが、以下の表ができました。

なお、タイトルはわたしが勝手に短縮しました。

             中学生         小学生

文部科学大臣賞   4年間         5年間
          (ドジョウと野菜)   (変形菌の能力)
 
1等賞         7年間         6年間
          (アゲハ過齢幼虫)  (蝶の雌雄見分け)

2等賞         1年間         1年間
          (最短経路)      (オクラの水玉)
  
3等賞         9年間          ?
          (カメの秘密)     (水の接着力) 
    
秋山仁特別賞      ?          5年間
          (チューブ軟膏の出方)(球の研究・自然の形)  

オリンパス特別賞  4年間         1年間
          (島の岩石)      (かつお節はなぜ踊る)

継続研究奨励賞   8年間         4年間
          (カニの研究)     (ダンゴムシとワラジムシ)


この表を作ったのは、継続研究でないと受賞は難しい、ということを
言いたかったからではありません。

表を作ったわけは三つあります。


一つ目は、継続は結果であったということ。

実は、展示されていた作品をじっくり見た結果、いずれも確かに力作ですが、
苦労というよりも、むしろ、楽しさが行間にあふれていたのです。


やれば疑問がわいてくる。

それを解決するにはどうすれば良いか。

やってみよう。

あれっ。おかしいな。
じゃあ、こんどはこれでどうか。

ほらねやっぱり。

てな具合ですね。

その繰り返しの結果、大きな作品になったというのが
現実なのです。

継続は楽しんだ結果だったのです。


二つ目は、メンターの存在が大きく、継続してつきあっていること。

表では見えませんが、それぞれの研究には指導者がいます。
たんなる指導者でなく、理解者、相談相手ともなっている方が
ずっとそばにいたのです。
それをメンターといいます。

小学生の場合はお母さんのケースが多いですが、中学校になると
学校の先生がそれに当たります。時には大学や民間の指導者が
それになる場合もあります。

わたしの関係するカイコとヤママユガの研究をした子の場合は、
お母さんがメンターでした。

たまたま、作品提出間際にお母さんから、研究作品の概要を書いて欲しい
という相談があり、わたしが書いてしまったから、指導奨励賞が
わたしに舞い込んだというのが実情です。

このメンターが暖かく見つめ続けていてくれたことも言いたいのです。


三つ目は、この長い期間の研究を周囲が認めていたということ。

小学校高学年になると、受験のための塾通いが多くなります。
多くの場合、これでモーチベーションが下がり、せっかく積み上げた
研究を受験後に再開するケースは稀です。

今回受賞した中学生や小学校高学年の子らの多くは、このジレンマに
陥ったとおもいます。
にもかかわらず、継続できたということは、周囲の理解があったからでしょうね。


sizeretouchR0011936.jpg

この「カメの秘密調べ 9年間」の研究は、中学3年の男子の
作品です。

個体識別に加えて、電波発信器を甲羅にとりつけ行動を追跡し
再捕獲したり、越冬状況調査を行ったりしています。

保護者としては、おそらく中学校受験、あるいは間近に迫った
高校受験など、気が気でなかったはずです。
でも、あえて研究を取り上げなかったのです。


この研究の中でかれは、人が起こした環境の破壊や、外来種の問題も
議論しています。
 
 Think globally, act locally.

の実践です。


かれがこの研究で学んだことは、受験には出題されないかもしれませんが、
教科書に書かれていない多くのことを知り、さまざまな場面で心を動かし、
あるいは聞いたり読んだりして理論を武装し、しだいに自分の考えを構築して
いったことは十分に想像できます。

そこらへんのおとな、あるいは学校の先生さえもうならすほどの考えを、
論理的に述べることができることでしょう。


そんな子らを育てる教育が、いまなかなかできないのが現状です。


表彰式は、たんなるおめでたい席というだけではなく、いろいろと
考えさせられる場でもありました。


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上京2 シゼコン作品紹介

上京し、自然科学観察コンクールの表彰式に参加してきました。

受賞者のリストと作品の概要を収録した冊子をもらえました。

この冊子は、昨日書いたように、無料でだれでももらえますので、
興味をおもちの方は昨日の記事を参考に、請求してみてください。


作品集


小学校の最優秀を受賞したのは都内の5年生の男の子で、
タイトルは、「変形菌の研究2008~2012 変形体の『自分と他人』を
見分ける力」です。

なんと、5年間かけてやった研究です。
つまり、小1からです。


変形菌というのはカビのようなものですが、生活史の中の一時期に
アメーバのような変形体になって動く時期があります。
粘菌ともいいます。

5歳の頃に変形体をテレビで見て興味をもち、近所で
探してもみつからず、両親が日本変形菌研究会をみつけ
探し方を教わったそうです。

この研究がすごいのは、なかなか研究者でも困難な野生種の培養に
成功していること。

つぎに飼育している変形菌がエサを探す動きの特徴は、
体のつくりによって異なることを見つけました。

さらに、育てているうちに種類によって変形体の動き方が
違うことに気付き、変形体どうしが出合ったら何が起きるだろうかと
疑問をもち、種類の違うもの同士、種類はいっしょだが産地が違うもの同士、
もともと同じ個体だったもの同士など、14のパターンで実験しました。

その結果、変形体は出合う相手を判別していることを見つけるに
至ったのです。

彼は、
「実験をすると仮説が出てくる。その仮説がほんとうか
どうかを知りたくて、次の実験に取り組んだ。」と
言っています。

まさに、プロの学者とおなじですね。
恐れ入りました。

この子が、実は昨日の記事で書いた粘菌に名前をつけていた子です。
受賞者を代表して行った挨拶の中でそれを知りました。

愛情をもって研究に取り組んでいるのです。

身近に置いていつもながめているのでしょうね。



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上京1 シゼコン表彰式

上京してきました。

毎日新聞社主催、文部科学省後援の「第53回自然科学観察コンクール」の
表彰式が日本未来科学館で行われました。

私が少しかかわった子どもらの科学研究のうち、
ひとつが佳作を受賞、他の3点はあいにく賞を逃しましたが、
出来映えがそろってよかったようで、なんとそのおかげで
わたしが指導者としての表彰をうけることになったのです。

東京での表彰は、佳作は含まれません。
したがって、子どもたちは誰一人表彰式に呼ばれなかったのに、
わたしだけ来いということなのです。

教師冥利を通り越して恐縮ですね。


会場の日本未来館は、かつては何度も行ったことがありますが、
久しぶりです。
埋め立て地にあるためか、まだまだ周囲に緑が少ないなあという印象。

ただ、一般客が予想以上に多く、科学好きな少年・少女には
恰好の体験場所ですね。

うらやましいです。

sizeretouchR0011933.jpg


表彰式では、小・中学校それぞれ、文部科学大臣賞、1等賞から3等賞、
秋山仁特別賞、オリンパス特別賞、継続研究奨励賞の7つの賞が
与えられますから、合計14人が受け取ります。

佳作は、これらの賞に次ぐもので、小学校10点、中学校10点です。
この佳作の小学校の部に、カイコとヤママユガを研究した子
(姉と弟の共同研究)が入りました。

記録がある限りでは、広島県から佳作以上に入ったのはなんと初めての
快挙です。


応募は、全国から小・中あわせて18,759点で、過去最高だったそうです。

単純計算しても、会場に来ている子らは、1300倍強の難関をくぐり抜けて
きたわけです。

佳作の作品を含めても550倍ほどの超激戦です。

ホワイエに並べられた作品を実際に見ると、圧倒されました。
「夏休みだけでちょいと片付けた」といった作品は皆無です。


sizeretouchR0011938.jpg

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まず、そのボリュームですね。
それと長い時間をかけたマラソンのような根気が見えます。

清書しただけでも表彰してあげたいくらいです。

さらにいえば、研究対象に対する愛情でしょうか。

小学校で最優秀の子は、観察対象の粘菌に名前をつけていました。


この難関を突破した誇らしげな顔が並んでいます。
同じ位置からカメラマンが撮ったカットが、昨日の毎日新聞に
載っているはずです。


sizeretouchR0011957.jpg


よくやったね。
そんな声をかけたくなりました。

また、来年は、子どもらとともに来たいなあともおもいました。


なお、入賞作品ガイド集は、オンラインで請求できます。

自然科学観察コンクールのトップページの「コンクールに応募する」から
「作品集請求」をクリックし、オンラインで請求してみて下さい。
無料で送ってくるはずです。

その53ページに、わたしのこわばった顔写真が載っています。


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プロフィール

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Author:スクーティスト
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ようこそ SCOOTIST です
ようこそ、SCOOTIST です。

時々、ビッグスクーターにまたがって、中・四国の自然にひたりに出かけます。
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