コピースタンド

昆虫などの小さな生きものたちを野外で撮るとき、ふつうは手持ち撮影です。
基本的にはカメラ、レンズがあればOKで、それに接写リングを使うことが
多いです。

室内で撮るときには手持ちの場合もありますが、多くの場合三脚を使います。
絞りはしっかり絞りたいのに光の量が足らないので速いシャッターが切れない
ことが多いからです。

標本などの固定された被写体や動きの少ない生きものを撮るのに便利の
いいのがコピースタンドです。

この場合は、照明としてLEDのテーブルライトを使うことが多いですね。
明るい上に熱が余り出ないから長時間点けっぱなしにできますから。

もちろんストロボも使います。


先日のミズムシの撮影の場合、こんなセットで撮りました。



sizeretouchIMG_2837.jpg

① レフ板
  アルミホイルをしわくちゃにして厚紙に貼りつけたもの。

② LEDのミニテーブルライト 

③ 絞りのレリーズ
  レンズの絞りを開いたままピントを合わせ、シャッターを切る瞬間に
 このレリーズによって絞りをしぼる。

④ シャッターレリーズ
  シャッターを指で直接押すとカメラが揺れるため、電子レリーズを使う。

⑤ エレベーター
  カメラと被写体の距離を調整するためのもの。カメラを上下させる微動装置が
 ついていないため、被写体の方を上下させることにしている。

⑥ 28mmレンズ
  接写リングを介して、このレンズはカメラに逆向きについている。
 こうした方が解像力がよく、レンズの先と被写体との距離を十分取ることができる。
  カメラとこのレンズの間には接写リングがはめられている。

⑦ テーブルライト用クリップ台
  クリップ付きのテーブルライトを楽に取り付けるための角材。

⑧ トレシングペーパー
  照明の光を被写体全体に回すためにシャーレの周囲に立てかける紙。


1枚の写真を撮るために、けっこうそれなりに道具を準備し、工夫しているんです。


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お酒の瓶のテーブルフォト

見かけぬお酒を入手しました。

黒い瓶、金と赤の裏敷き、金の文字。

写欲をそそいますねえ。

正面からストロボで照らすと反射光が強烈に出てしまい、おまけに
平べったい写真になってしまいます。

プロの方の商品撮影では、ものすごい時間をかけてセットをつくり、
細かい道具を使っておられるようです。

わたしども素人は、できるだけ簡便に、とはいえ、見にくい反射や目立つ影が
できるだけないように少し工夫して撮ったらいいのではないでしょうかね。

まずストロボを左右に置き、もう一つは真上からも当ててみました。


sizetrimretouchDSC_8912.jpg


一工夫というのは、それぞれのストロボの前にトレーシングペーパーを
つり下げて光をディフューズしていること。

これで光が柔らかくなり、はっきりとした影が出にくくなります。


左のふたつの瓶の左側に影が出ていますが、輪郭がファジーに
なっています。

右の瓶の右側の影もそうですね。


上からのストロボのおかげで、箱の上の辺に白い輪郭が
浮き出ました。これがなかったら、バックに埋没してしまいます。

また、撮影の際にセルフタイマーを利用して時間をかせぎ、この隙に
黒い画用紙で左右のストロボの光を一部堰き止めてバックに回らないように
しています。
これでバックが黒く落ちてくれます。


今日は、そこそこの写真が撮れたことよりも、このうちの1本を開けることが
なによりの楽しみかもしれませんね。

いただきまーす。


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女子のポートレート撮影

女子のポートレートの撮影については、いろいろなガイドブックがたくさん
出ているほどですので、けっこう奥が深いものです。

わたしもそれなりに勉強はしていますので、屋外ではけっこう気に
入っていただけるスナップをこれまで多少撮ってきました。

室内では、ムードのある大道具、小道具が手元にほとんどないことと、
本格的なスタジオ用の照明設備とバックスクリーンがないため、
躊躇していました。

ただ、ポスター用にどうしてもポートレートが必要になったため、外付けの
ストロボを2灯だけ使って撮っています。

まず、カメラのヘッドの部分にあるクリップオンストロボを立ち上げ、
それに専用のおおいをかぶせます。

ストロボは発光させるのですが、光は被写体に届かないようにします。
この光が正面から被写体にあたると、凹凸のない平べったい写真になって
しまいますから。

多くの日本人にとって、フラットな正面からの光は禁物で、タダでさえ
平らな顔がさらに平らに見えるのです。


被写体を照らすのは、そのクリップオンストロボから出た赤外線をキャッチ
した外付けストロボ1と2です。


strobotechniquesizeretouchDSC_8511.jpg


できるだけ顔の凹凸を引き出しながらも不自然な陰影を極力避けるため、
ストロボの位置を考えます。

ストロボ1がメイン光で、これはトレシングペーパーを前にかざして光を
やわらげます。

このままでは不自然な陰が出ますので、ストロボ2でその陰をやわらげます。


そして、最後にもっとも重要なことは、撮った写真を1枚1枚モデルに見せて、
一番のお気に入りをご本人に決めてもらうこと。

お気に入りがなかったら、再度撮り直す労を惜しまないこと。

幸いこのたびの干潟ガールズの3人は、撮り直しなしですぐに
決まりました。

ただ、それぞれ、彼女らのお気に入りのカットと私のお気に入りの
カットは、5枚中2、3枚は共通でしたが、なぜか1、2枚は違っていました。

もちろん、彼女らの選択を優先したのは当然です。はい。



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オオミズムシ その3 脱皮

オオミズムシの撮影を終えてカメラを片付け終えて、ひょいとうす暗い
バケツの中を見たら、まっ白な虫がいるではありませんか。

おやっ。脱皮?
しわくちゃの抜け殻もあります。

すぐにカメラを再びセットして撮影モードに突入。

ほんの数分前に脱皮したばかりですから、まだ体が固まっていないはず。

ていねいに撮影セットに移して照明を点けてみました。
見ると、ピンクに染まったみずみずしい肢体がなかなか美しい。


sizeretouchDSC_7600.jpg


この個体は、昨日の記事に載せた幼生の写真と同じ個体で、
撮影直後に脱皮したのだろうとおもいます。


初々しいっていうのは、こんな状態を言うのでしょうね。

時々、オールのような足で体をこすり、ゴミを落としていました。

明日、採集したところに放しに行きます。



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再び防鳥トルネード

一昨日、防鳥トルネードの画像を載せました。
セットはそのままほったらかしですので、今日も撮ってみました。

真新しさはないのですが、材料を示しておこうとおもい、
撮ってみました。

これが、その防鳥トルネードです。
ホームセンターにいろいろな種類を売っています。

size500retouchDSC_7174.jpg


これを揺らして、5秒とか10秒とかで撮ってみました。
そのうちの1枚がこれです。

sizeretouchDSC_7195.jpg

あまり変わり映えがしませんが、揺らし方一つでいろいろな形が
造形できますし、二度と同じ画像を得ることはできません。

意外におもしろく、我を忘れて揺らし続けているわたしです。


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