つくしの胞子の動き

ツクシの話題、最後の第4弾です。

昨日の画像で、胞子には4本の弾糸がついていることを
お見せしました。

これが、湿度によって伸び縮みするのです。

湿度が上がると弾糸は縮み、胞子をぐるぐる巻きにして
しまいます。胞子は動くことも飛ぶこともできません。

ところが乾燥すると、胞子の弾糸は急に目一杯足を伸ばし、
四つ手網のように広がります。

おそらく、雨の日には胞子を傘の中に閉じ込めておき、
晴れ上がった日を見はからい、胞子を風に乗せて遠くに放出するという
繁殖戦略なのではないでしょうか。

実に巧みにできています。

今日は、顕微鏡の下でそっと息を吹きかけて湿り気を与えてみました。

弾糸はいっきに丸くなりますが、すぐに乾燥しますので、あっという間に
足を伸ばします。

ほとんど瞬間的ですので、どうぞお見逃しないように。


ではどうぞ。

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you tubeの方が大きな画面で見られます。
こちらをクリックしてみてください。



自然界の巧みさに、感心させられますね。

もし自宅や職場に顕微鏡があれば、ぜひご覧になって下さい。
いまならまだそこらにつくしはあるはずです。
子ども用の顕微鏡で十分です。

つくしの胞子は、薬包紙に包んで保管できますので、先生方は新年度に
なってからでけっこうですので、子どもたちにぜひ見せてやって
いただけたらとおもいます。
高校生でも感動しますから。


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つくしの胞子

つくしの話題、第3弾です。

昨日の写真で、つくしの先端にびっしり胞子が詰まっていることを
ご覧いただきましたので、今日はその胞子そのものをお見せしましょう。

もちろん顕微鏡での撮影です。


スライドガラスにパラパラパラと胞子をまいて、カバーガラスを
かけないままでステージに置きます。

低倍率でみるとこんな感じです。

胞子の緑色ができるだけ見えるように、落射照明にしています。


sizeretouchDSC_5709_20160325224439177.jpg


このように、1個の胞子からは4本の足が出ています。
これを弾糸といいます。

1個の胞子を拡大するとこんな感じ。
これは透過光で撮っています。

sizeretouchDSC_5744.jpg

弾糸の先端には平らな膨らみがあり、ちょうど人の足のように
見えます。

なにげなく写真を2枚並べていますが、実はこの弾糸がからまって
胞子が固まってしまいます。

ですから、胞子どうしが重ならず適当な間隔に並んだところを探すのが
じつにやっかいで、これでも結構時間がかかりました。


この弾糸は実は伸び縮みします。
また近いうちにそのようすをお見せしたいとおもいます。


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インクの結晶

長い時間がかかりました。
なかなか乾燥しないのです。

プリンターインクを1滴だけスライドグラスに置き、すぐに乾くだろうと
一晩おいたのですが甘かった。

何日かかっても乾かないのです。

半月ぶりにスライドグラスを取り出してみたところ、ようやく
乾いていました。

sizeretouchDSC_0131.jpg

長い道のりでしたが、おもしろいとげとげのある結晶となりました。

モノによって、簡単に乾燥したり、えらく時間がかかったりすることが
わかりました。

一口に結晶をつくるといっても、奥が深いですねえ。


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味の素の結晶写真ふたたび

先日の日曜日に味の素の結晶の偏光顕微鏡写真を2枚だけ
載せておきました。

その後あれこれ記事を書いたため、味の素はすっかり置き去りに
されていました。

しかし、実にきれいな、ある意味ケバイ結晶の写真が撮れていましたので、
ここに載せておきたいとおもいます。


sizeretouchDSC_4074.jpg

sizeretouchDSC_4078.jpg

sizeretouchDSC_4082.jpg


味の素はグルタミン酸ナトリウムですので、その結晶がこんなものだと
考えていいのではないでしょうか。

アミノ酸の一種のグルタミン酸は水に溶けにくいので、ナトリウムを
くっつけて水に溶けやすくしたのが味の素でしょうね。

水に溶けやすいので再結晶も容易で、一晩置けばきれいな結晶が
できます。

家庭科の授業で、こんな結晶を顕微鏡で見せてやるのもいいのでは
ないでしょうか。

ただし、140円ほどだったかの偏光シートと、その使い方の知識が必要です。


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ミドリゾウリムシの大核が見えた

ミドリゾウリムシが含まれた水をスライドグラスの上に1滴置き、
そこに、0.02%の塩化ニッケル溶液をほんのわずか加えました。

その結果、昨日の動画にあるように、ただちにぴたりと動きが
止まりました。

これは好都合と写真をとってみたところ、なんとこれまでミドリ
ゾウリムシでは葉緑体が邪魔をしてはっきり見得なかった大核が
なんとなく見えるではありませんか。


sizeretouchDSC_4278.jpg


よくわからない方のために、位置を示しておきます。

drawsizeretouchDSC_4278.jpg


これをご覧になったあとでもう一度上の写真をご覧になったら、それとなく
おわかりでしょう。

位相差顕微鏡とか使わなくても、核がみえることがわかったのは
大収穫。

それにしても、けっこう大きいですね。


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