アミノ酸の結晶

天然にアミノ酸が20種類あることは、多くの方はご存知でしょう。
家庭科で習いますね。

いますぐにすべて言えといわれても、15,6種はつらつらと言えますが、
そこから先は、かなりあやしいですね。

ともあれ、この20種類のアミノ酸が遺伝子の情報に従って配列を決められ
隣同士で手をつないで(ペプチド結合)大きな分子となったのがタンパク質。

牛の肉を食べても、そのタンパク質はいったん消化系でアミノ酸にまで
分解され、それらがヒトの各細胞に運ばれてヒトの遺伝情報によって組み直され
ますので、あなたが牛になることはありません。

その20種のアミノ酸を、すべて結晶化させ、偏光顕微鏡で見てみたいと
科学写真チームの高校生たちが言い出しました。

彼らは、これまで、ビタミンCとか味の素とか、おばあちゃんの風邪薬などを
撮ってきた実績があります。

ビタミンCはアスコルビン酸ですし、味の素の主成分はグルタミン酸ソーダだし、
ひょっとしたらきれいな結晶が見られるかも知れない。

というわけで、まったく結晶学の知識もないのに、賛同してしまいました。


昨日試しに、もっとも分子量の小さいグリシンを水に溶き、スライドグラスに
置いて乾かし、今日、偏光顕微鏡で見ました。
ちなみに分子量は75で、親水性のアミノ酸です。


おお、虹色が出た出た。


sizeretouchDSC_4754.jpg


sizeretouchDSC_4730.jpg


sizeretouchDSC_4748.jpg


今後、おそらく20種のうちの数種類がきれいな結晶が出るのではないかと
期待しており、その写真を紹介することになるとおもいます。

ただし、専門的な知識は皆無ですので、解説はできません。


このアミノ酸は虹色が出たけど、これはダメだったという程度になると
おもわれます。

難しいことは考えずに鑑賞していただくということで、お許しください。


にほんブログ村 シニア日記ブログ 男性シニアへ
にほんブログ村へ
にほんブログ村 写真ブログ ネイチャーフォトへ
にほんブログ村へ
にほんブログ村 教育ブログ 理科教育へ
にほんブログ村へ


※関心をおもちになったら下の「拍手」を
ポチッとおねがいします。励みになります。


スポンサーサイト

つくしの胞子の動き

ツクシの話題、最後の第4弾です。

昨日の画像で、胞子には4本の弾糸がついていることを
お見せしました。

これが、湿度によって伸び縮みするのです。

湿度が上がると弾糸は縮み、胞子をぐるぐる巻きにして
しまいます。胞子は動くことも飛ぶこともできません。

ところが乾燥すると、胞子の弾糸は急に目一杯足を伸ばし、
四つ手網のように広がります。

おそらく、雨の日には胞子を傘の中に閉じ込めておき、
晴れ上がった日を見はからい、胞子を風に乗せて遠くに放出するという
繁殖戦略なのではないでしょうか。

実に巧みにできています。

今日は、顕微鏡の下でそっと息を吹きかけて湿り気を与えてみました。

弾糸はいっきに丸くなりますが、すぐに乾燥しますので、あっという間に
足を伸ばします。

ほとんど瞬間的ですので、どうぞお見逃しないように。


ではどうぞ。

[広告] VPS



you tubeの方が大きな画面で見られます。
こちらをクリックしてみてください。



自然界の巧みさに、感心させられますね。

もし自宅や職場に顕微鏡があれば、ぜひご覧になって下さい。
いまならまだそこらにつくしはあるはずです。
子ども用の顕微鏡で十分です。

つくしの胞子は、薬包紙に包んで保管できますので、先生方は新年度に
なってからでけっこうですので、子どもたちにぜひ見せてやって
いただけたらとおもいます。
高校生でも感動しますから。


にほんブログ村 シニア日記ブログ 男性シニアへ
にほんブログ村へ
にほんブログ村 写真ブログ ネイチャーフォトへ
にほんブログ村へ
にほんブログ村 教育ブログ 理科教育へ
にほんブログ村へ


※関心をおもちになったら下の「拍手」を
ポチッとおねがいします。励みになります。

つくしの胞子

つくしの話題、第3弾です。

昨日の写真で、つくしの先端にびっしり胞子が詰まっていることを
ご覧いただきましたので、今日はその胞子そのものをお見せしましょう。

もちろん顕微鏡での撮影です。


スライドガラスにパラパラパラと胞子をまいて、カバーガラスを
かけないままでステージに置きます。

低倍率でみるとこんな感じです。

胞子の緑色ができるだけ見えるように、落射照明にしています。


sizeretouchDSC_5709_20160325224439177.jpg


このように、1個の胞子からは4本の足が出ています。
これを弾糸といいます。

1個の胞子を拡大するとこんな感じ。
これは透過光で撮っています。

sizeretouchDSC_5744.jpg

弾糸の先端には平らな膨らみがあり、ちょうど人の足のように
見えます。

なにげなく写真を2枚並べていますが、実はこの弾糸がからまって
胞子が固まってしまいます。

ですから、胞子どうしが重ならず適当な間隔に並んだところを探すのが
じつにやっかいで、これでも結構時間がかかりました。


この弾糸は実は伸び縮みします。
また近いうちにそのようすをお見せしたいとおもいます。


にほんブログ村 シニア日記ブログ 男性シニアへ
にほんブログ村へ
にほんブログ村 写真ブログ ネイチャーフォトへ
にほんブログ村へ
にほんブログ村 教育ブログ 理科教育へ
にほんブログ村へ


※関心をおもちになったら下の「拍手」を
ポチッとおねがいします。励みになります。

インクの結晶

長い時間がかかりました。
なかなか乾燥しないのです。

プリンターインクを1滴だけスライドグラスに置き、すぐに乾くだろうと
一晩おいたのですが甘かった。

何日かかっても乾かないのです。

半月ぶりにスライドグラスを取り出してみたところ、ようやく
乾いていました。

sizeretouchDSC_0131.jpg

長い道のりでしたが、おもしろいとげとげのある結晶となりました。

モノによって、簡単に乾燥したり、えらく時間がかかったりすることが
わかりました。

一口に結晶をつくるといっても、奥が深いですねえ。


にほんブログ村 シニア日記ブログ 男性シニアへ
にほんブログ村へ
にほんブログ村 写真ブログ ネイチャーフォトへ
にほんブログ村へ
にほんブログ村 教育ブログ 理科教育へ
にほんブログ村へ


※関心をおもちになったら下の「拍手」を
ポチッとおねがいします。励みになります。

味の素の結晶写真ふたたび

先日の日曜日に味の素の結晶の偏光顕微鏡写真を2枚だけ
載せておきました。

その後あれこれ記事を書いたため、味の素はすっかり置き去りに
されていました。

しかし、実にきれいな、ある意味ケバイ結晶の写真が撮れていましたので、
ここに載せておきたいとおもいます。


sizeretouchDSC_4074.jpg

sizeretouchDSC_4078.jpg

sizeretouchDSC_4082.jpg


味の素はグルタミン酸ナトリウムですので、その結晶がこんなものだと
考えていいのではないでしょうか。

アミノ酸の一種のグルタミン酸は水に溶けにくいので、ナトリウムを
くっつけて水に溶けやすくしたのが味の素でしょうね。

水に溶けやすいので再結晶も容易で、一晩置けばきれいな結晶が
できます。

家庭科の授業で、こんな結晶を顕微鏡で見せてやるのもいいのでは
ないでしょうか。

ただし、140円ほどだったかの偏光シートと、その使い方の知識が必要です。


にほんブログ村 シニア日記ブログ 男性シニアへ
にほんブログ村へ
にほんブログ村 写真ブログ ネイチャーフォトへ
にほんブログ村へ
にほんブログ村 教育ブログ 理科教育へ
にほんブログ村へ


※関心をおもちになったら下の「拍手」を
ポチッとおねがいします。励みになります。

| NEXT≫

プロフィール

スクーティスト

Author:スクーティスト
ブログ「スクーターで撮り歩き」にようこそ。
「ラボ・オルカ」、「スタジオ・オルカ フォトギャラリー」、
「広島干潟生物研究会」にもどうぞお越しください。

ようこそ SCOOTIST です
ようこそ、SCOOTIST です。

時々、ビッグスクーターにまたがって、中・四国の自然にひたりに出かけます。
小さな生き物たちの息吹が伝わったら幸いです。
日常のできごとも気ままに書いていきます。

カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
これまでの閲覧者数
検索フォーム
ご意見・ご感想を
中・四国の自然や生き物情報、ドライブ情報もおまちしています。 ここにお書きになった内容は公開されません。

名前:
メール:
件名:
本文:

RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR