タマキビ類の実験

小学生の実験です。

海岸の上部の岩場にすむタマキビ類が、どれくらい移動するのかを実験で
調べようと考えました。

アクリルの円筒を用います。
長さが1m、直径が7cmほどの管です。


今日用いたのは、取ってきたばかりのマルウズラタマキビ20匹。

夏にはたいへんによく動き、ひょっとしたら1mくらい簡単に上るのでは
ないかと予想しました。

ところがおっとどっこい、ほとんど移動せず、大はずれ。


sizeretouchIMG_4761.jpg


2匹だけが上り、それもせいぜい20cm程度まででした。


時期の問題なのか、水温か、あるいは作ったばかりの人工海水が
まずかったのか。


いずれにしても、またいつか、条件を変えたり、他の種類で挑戦します。

予想がはずれると、何かやる気になりますよね。



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微生物の研究をした小6の男子のポスター

小6で、中学受験を控えた子が、毎週微生物の研究に通ってきていました。

8月末の学校への作品提出に向けて夏休みも頑張り、ちゃんと提出できました。


その研究が、広島県科学賞の特選を得たことは既にお伝えしていますが、
ポスターも完成させました。



直太郎


この研究は、自然科学コンクールで、佳作を受賞しました。

これについても、既にこのブログの記事で紹介しています。


研究の概要などの講評は、また後日書きたいとおもいます。


研究の中身だけでなく、中学受験真っ最中の6年生なのに、こうしてしっかり
両立させて頑張り続けると言う姿勢を、多くの方に見て欲しいと思います。


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ポスター集まる

今日も、小学生の科学研究作品のポスターをご紹介します。

この子は、昨年も音の研究を仕上げました。

今年も昨年に引き続いて音の研究に取り組み、さすがに手慣れて
来たのか、まとめも上手になりました。

今年はお母さんが弾くウクレレの音の高さと指で押さえる位置に関心が
あったようで、その不思議を探りました。

単純に、弦が短いと音が高く、長いと低いということはわかっているし、
ちょっと弦楽器に素養があれば、「あたりまえじゃん!」ということでしょう。

また、弦が太いと低く、細いと高いのも、ギターをお持ちならおわかりでしょう。


彼は、その長さと太さの混ぜ合わせた関係に注目し、さらには弦の張りの
強さも合わせて考え、実験したのです。


2つの要素を関連づけるのなら、縦軸と横軸ですみますね。
3つめの要素が入り込むととたんにややこしくなります。

それぞれの条件のもとで丁寧に音の高さを測定し、上手に
グラフに表すことに成功したのです。


fuuto_201711302215003e6.png



めでたく、広島市優秀賞を受賞することができました。

ポスターも、品良くできていますね。

私も見習いたいくらいです。


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光りものの好きな少女の研究

小2の女子が、科学研究をしたいということで相談を受けました。

光りものが好きということでしたので、わたしもそうだよと妙に納得した上で、
テーマを決定。


さて、なにを材料にするかということで、あれこれ考えました。

大昔、大枚をはたいて手に入れたダイヤも、あっという間に所有権が
移り、ちょいと実験に貸してとなかなかいえるような雰囲気では
ありません。

身近に、そうたくさん光りものがあるとはおもえませんし、、、。


あれやこれや考えているうちに、薬や鉱物の結晶の偏光写真を
想い出しました。


「うちには海外の砂があるし、おばあちゃんの薬もたくさんあります。」
とのことで、じゃあ、それをいろいろ試してみようということになりました。


顕微鏡を貸し出し、偏光フィルターの使い方を教え、撮影は
もっぱらスマホを接眼部にかざして撮るという方法でデータを
集めてもらいました。


sizeretouchDSC_4379.jpg


sizeretouchDSC_4391.jpg


sizeretouchDSC_4394.jpg


あいにく、どの写真がなんなのかを聞き忘れましたが、3枚とも砂の
写真です。

おそらく、家族が旅行されたエジプトの砂漠の砂と、お父さんの職場の
方に持って帰ってもらった中国の砂です。


いやー、まさに光りもの満載ですね。


各地の海の塩分濃度を調べた中学生と同様、知り合いにお願いして
材料を集めることができるのは、それはそれでひとつの力です。


なぜこんなに光るかは小2の子には難しいのですが、少なくとも
いろいろプレパラートを作って観察してみると、色といい、輝きといい
様々であることがわかったはず。


自分自身でこうして手をかけて材料を加工し、実際に見て、
きれいな結晶が現れたときに感動し、親に撮影してもらい、
さらにはそれをレポ-トにつくって作品化させるという営み。


わたしも、小さい頃にこんな体験ができたら、今の人生とは
違ったのではないかと、すこしうらやましくおもったりしています。



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ビタミンCコンテスト

夏休みが近づき、科学研究の相談が相次いでいます。

家庭で親子で楽しめる実験を、今日は小学生を相手に
やってみました。


先に難しい話をしておきましょう。


うがい薬に含まれるヨウ素は他の物質を酸化させる働きがあります。
逆に、ビタミンCには強い還元作用があります。

ちょうど逆の性質です。


うがい薬の中に、ビタミンCが含まれている果汁などを入れると、
ヨウ素が還元され、ヨウ化物イオンになります。

これが透明ですので、液体が透明になります。


おまけですが、透明になった液体に強い酸化剤、たとえばオキシドール
などを加えると、もとのヨウ素液の色(茶色っぽい色)にもどります。


さて、この酸化還元作用を利用すると、果汁や飲物などにどのくらい
ビタミンCが含まれているかがわかります。


まず、水30mlにうがい薬を5滴落とします。これがチェック液です。


うがい薬


そのチェック液に調べたいモノ(以下サンプルといいます)を1滴ずつ
落としていきます。

落ち着いて、1滴ごとにガラス棒か割りばしでかき混ぜるのが大事です。


ビタミンC検出


そうすると、ビタミンCが多く含まれるものほど、早く透明になります。


やってみて意外なことに気付きます。

「ええっ、レモンってあまりビタミンCが多くないんだ」ってこと。

むしろ、キウイやお茶が多かったりしてびっくりします。



小学校低学年の子らも、今日は熱心にしかも慎重に実験した結果、
これを確かめることができ、びっくりしていました。


ダイコンもサンプルです。

ちょっとだけダイコンの汁をとるだけではもったいないので、
1本のダイコンの首の部分、、胴の部分、そしてしっぽの部分をそれぞれ
下ろして汁にし、比べてみました。


首37滴、胴26滴、しっぽ30滴と、異なった値が出ました。


胴が一番ビタミンCが多いということになりました。


sizeretouchIMG_3282.jpg


とマトなどの色が付いたサンプルを調べる場合には、どんどんそのサンプルの
色がチェック液についてきますので、チェック液が透明になったかどうかが
判断できません。

こんな時に、機転をきかせるのが保護者の役割ですね。


チェック液と同じ量の水を入れた同じ容器も用意し、それぞれに
交互にサンプルを落としていきます。
かき混ぜ棒はそれぞれ専用とします。

チェック液の容器と水の容器の色が同じになったところで、ヨウ素の色が
透明になったと判断します。

この時点で、子どもたちはお母さん、お父さんを尊敬します。



小学校の低学年では、いろいろなサンプルを試してみるといいでしょう。

柑橘類ではチャンピオンは何かな?

果物では?

やさいでは?

飲みものでは?


そういえば、ビタミンCって熱に弱いといわれていますね。
こんなことも、研究を発展させるヒントになります。


また、すっぱいモノが必ずしもビタミンCが多いわけではないことに
気付きますから、すっぱいモノはほかになにがあるのだらろうかと
広がっていきますね。


台所にありそうな、酢やクエン酸などをチェックしてみたり、
飲みもののラベルに書かれた成分表を参考にしてみたり、
意欲の高い子は次々と広げていくはずです。

これは中学生レベルでしょうかね。


ともあれ、実験そのものは単純ですが、奥深く潜り込めそうです。

もっとやってみたい。

あれはどうなの?

っていう子、あるいはそんなお父さん、お母さんが、探究心のかたまりですね。


この年になっておもうことは、好奇心とか探究心とか向上心とか、そいういった
心意気をもたないままで年をとりたくないなあってこと。

そんなすてきな気持ちは、若いときに育てて欲しいとおもいますね。
そうそう、学校にまかせるのではなく、お父さん、お母さん、おじいちゃん、
おばあちゃんが育てるのです。



この記事をご覧になった方がみなさんビタミンCの研究をしようと
お考えになってもまったくけっこうですよ。

実際に自分で手を染めてためしてみることが大事ですから。

そして結果を表にまとめてみる、予想とどうちがったか考えてみる、
それを文章にしてみる、写真を入れてわかりやすく工夫してみる、
表紙をちょっとおしゃれにしてみる、、、。

そういったことが科学研究の第一歩ですから、テーマが同じでもまったく問題
ありません。

頑張ってくださいね。心から応援します。




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