刺身のトレーにも気配りあり

最近の刺身のトレーには、立体構造になっているものもけっこう
あるようです。

単なる容器ではなく、盛りつけを意識し、そのままでも出せるように
工夫されています。

こんなとき、「おお、日本人だなあ」とおもったりします。

写真はちょっとわかりにくいのですが、奥の方が高く、手前が低くなって
います。


sizeIMG_2808.jpg


これだけでも感動なのですが、なんとよく見たらこのトレーの中央に文字が
入っているではありませんか。


size600retouchIMG_2809.jpg


「手まえ」と読めます。

これは、魚を調理した人がこのトレーに刺身を置く時に、立体的な盛りつけを
意識するようにとの案内なのでしょうか。

ここまでのこだわりを食品に求めるのは、他の国にはあまり
ないのではないでしょうか。


ついでに、天ぷらのおつゆの入ったビニル袋にも工夫がありました。


size600retouchIMG_2810.jpg


ちょっと切れ目が入っているしょう油のパックはよく見かけますが、
このようにどこからでも切れますよというのはさらに1ランク上の
工夫であり、それなりの加工技術が必要だとおもいます。


食事を大切にし、見た目にも美しく、また使い勝手も考えた工夫に
日本人の気配りの文化をおもうのです。


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昭和30年の産経新聞 その2

昨日の続きです。

もらいもののガラスの時計皿が包まれていたのが、なんと61年前の
新聞紙でした。

昭和30年(1955年 )11月17日付けの産業経済新聞です。

記事の文字のポイントは極めて小さく、6ポイントか7ポイントくらいです。
お年寄りにはつらいなあといった感じ。

自由民主党が誕生した翌々日の朝刊で、一面は

「組閣方針 党内円満と清新強力」

の文字が大きく見出しになっています。

清新強力なんて、いまではほとんど使われない四字熟語ですね。


左隅に、「新党首脳に聞く」という見出しで記事があります。

政調会長の水田三喜男氏と評論家の三宅晴輝氏との対談です。


三宅「鳩山首相の方じゃたとえば日ソ交渉でもなるべく早く妥結したいと、
、、、、、歯舞、色丹だけでも手を打とうという気配がみえていたが、
、、、、」


もちろんこの鳩山首相というのは鳩山威一郎氏のことですね。

【訂正】失礼しました。鳩山一郎氏でした。ご指摘をいただいたkenjiさん
ありがとうございました。


この鳩山首相を安部首相に置き換えたら、今日か明日の新聞にも
載っていそうな内容ですねえ。

つまり、60年もの長い間懸案になっていた問題ってことです。

それだけ困難な問題ですから、プーチン大統領がたとえ7日後に
山口県においでになったところで、そう易々と話が進むとは
おもえません。

これから先また60年後に同じように60年前の記事を発見した
ブロガーが、同じような記事を書いているかもしれませんね。


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昭和30年の産経新聞

わたしの先輩に、大学にお勤めだった方がけっこういらっしゃいます。

時々訪ねていらっしゃったり、こちらから出向いたり。

お会いすると、皆さん心配して下さって、科学実験のための簡単な器具や
消耗品をわけてくださいます。

さまざまな分野の科学研究に頑張っている子どもたちがわたしの周辺にいる
ことをご存知なのです。
あるいは、いつも物欲しそうにしているわたしを見透かしてのことかもしれません。

いずれにしてもありがたいことです。


昨日は、ある方から、ダンボールに詰め込んだガラス器具やプラスチック製品を
二箱分もいただきました。

その中身については、2つも3つも記事が書けるほどですが、今日は割愛します。

そのうちの1つに、古い新聞紙に包まれた巨大なウォッチグラス(時計皿)が
ありました。
直径が13センチメートルもあります。

sizeretouchIMG_1654.jpg

これはありがたいもので、双眼実体顕微鏡の下で微生物を分けるのに
ひじょうに便利なものなのです。
これまでは小さなものしかなくて、時間がかかっていました。


包みには数枚の巨大ウォッチグラスがありましたが、ふとその包んでいる
黄ばんだ、いやいや茶色く変色した新聞紙を開いてみると、なんと
昭和30年11月17日とあるではありませんか。

61年前の新聞紙に包んであったのです。

新聞社名は、「産業経済新聞」となっています。
産経新聞の前身でしょうね。

新聞記事にも著作権がありますのでそのままコピーして掲載することは
できませんので、文字が読めない程度に小さく載せておきます。
雰囲気をご覧ください。


sizetrimretouchIMG_1657.jpg


裏面です。


sizetrimretouchIMG_1661.jpg


この年代、そして1面の見出しと裏面の表をご覧になって、何か思いません?


わたしは1面の「新党首脳に聞く」という見出しは、スルーしてしまいました。

なぜなら、しょっちゅう新党ができたりあるいは合併したり別れたりしていますので、
そう大きな事であることに気づきませんでした。

裏面の「二大政党の政策一覧」とある表で、少しオヤッとおもいましたが、選挙前の
よくある記事か、といった程度。


鈍感なわたしは、
「昭和30年といえば、ワトソンとクリックのDNAの分子構造の発見の
2年後だよな。」
と独りごと。

その後、その新聞紙をゴミ箱に放り込んでから、

「あれれ、昭和30年といえば1955年。いわゆる55年体制ができた年では
ないか。」
と後でふとおもったのです。

さっそくインターネットで調べてみると、なんとこの新聞が発行された2日前、
つまり11月15日に自由民主党が結成されたことがわかったのです。

この年に社会党も統一してまとまっていて、これに対して乱立していた保守系の
政党が合併しついに自由民主党ができ、いわゆる二大政党制の幕開けの2日後の
新聞だったのです。

その流れで、自民党と社会党の比較の表が載っていたのですね。
おそらく、前日のトップ記事は、その結成にかかわることが長々と
書かれていたのでしょう。

あわててゴミ箱から回収し、写真を撮ったのでした。



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便利さと引き換えに

某私立中学校で理科の授業をしてきました。

顕微鏡のトレーニングです。

この学校では、顕微鏡が生徒数分、つまり40台ありました。
それだけでなく、双眼実体顕微鏡も40台そろえてあって、
びっくりしました。

顕微鏡は、高校生でも、大学の教養クラス程度でも十分使えるほど
立派な物でした。

照明装置を内蔵していますので、反射鏡で外からの光を調整する
必要はありません。光量はダイヤルを回すだけです。

また、さらに驚いたことに、メカニカルステージが付いていました。

スライドグラスをネジで上下方向と左右方向にネジで動かす装置ですね。


現場で撮り損なったので、手持ちのものの写真を載せて置きます。
これです。

sizeretouchR0012134.jpg


中学生たちは、照明装置のスイッチを入れ、プレパラートを
メカニカルステージにセットし、ネジを動かすだけでスムースに
見たい物を容易に探せるのです。


ところが、今回の指導の目標は、顕微鏡の視野の虚像が
実像とどう違うかという点。

1 視野に映る虚像は、天地左右が逆になる。

2 プレパラートを動かすと反対方向に虚像は動く。

この2点を、体験を通じてしっかり理解させるのが大きな目標
だったのです。

1の、天地左右が逆になるのは、理解できるとおもいます。
しかし、2の動きについては、指でプレパラートを動かすことによって
虚像との違いが初めて理解できるのであって、メカニカルステージを
ネジで動かしたのでは、プレパラートがどちらに動いているのか
わからず、したがって、虚像が逆方向に動くことが理解できません。

結局、このメカニカルステージを取り外させ、プレパラートを指で
動かすことで理解させました。


照明にしたって、光をどの角度で取り入れるのかとか、絞りの役割とかは、
あの昔ながらの反射鏡を使うから理解できるのであって、あらかじめ光軸を
ちゃんとセットした光源装置では、これがむしろ理解を妨げるのです。


非常に便利で、能率もよいのですが、その便利さの反面、本質的な
ことがすっ飛ばされてしまうという事実を目の当たりにしたのでした。


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