なぜ体験が大事なのか? その3

子どもの頃の体験が豊富だったか貧弱だったかは、学校の成績にも
現れるようです。

今度は、文部科学省の調査結果を見てみましょう。
「平成24年度全国学力・学習状況調査」の結果を拾ってグラフにして
みました。


「自然の中で遊んだことや自然観察をしたことがありますか。」という質問に、

1 とてもあてはまる
2 ややあてはまる
3 あまりあてはまらない
4 まったくあてはまらない

のいずれかで回答してもらい、それぞれのカテゴリーごとに、成績を集計
したのが、下のグラフです。

中学3年生の数学Bと、理科を並べてみました。


数B理科の平均点


いずれの科目も、体験が豊富な子ほど平均正答率が高い傾向に
ありますね。


自然体験をさせればすぐに成績が上がるのかと言われれば決して
そうではありませんが、豊富な体験の積み重ねで、じわりじわりと
その子の頭の回路がより複雑に形成されていくのでしょう。

とはいえ、例外もあるようで、春から夏には昆虫採集に明け暮れ、
それ以外の季節には三角ベースの草野球に明け暮れた経験を
もつわたしが、そのいい例でしょうね。

高校に入ってからも虫を集めていましたので、そのエネルギーを少しは勉強に
向けたらと、よく家族が嘆いていましたっけ。


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なぜ体験が大事なのか? その2

昨日に引き続いて、平成22年の国立青少年教育振興機構から出された
「子どもの体験活動の実態に関する調査研究」の報告書の内容を
お伝えしています。

この文献は、昨日の記事にリンクを貼っていますので、そちらから
飛んでいただけたら全文を見ることができます。


さて、昨日は成人の調査結果についてお伝えしました。

今日は子どもたちの調査結果について引用しておきます。


青少年の調査結果から

1 幼少期から中学生期までの体験が多い高校生ほど、思いやり、
やる気、人間関係能力等の資質・能力が高い。

2 体験が豊富な子どもほど、携帯電話を持っている・読む本の冊数が
多い、という割合が高い。
 また、コンピューターゲームやテレビゲーム遊びをしない、という割合が
高い。

3 小学校低学年までは友達や動植物とのかかわり、小学校高学年から
中学生までは地域や家族とのかかわりが大切。


この報告書の概要には、少し立ち入った解説もあり、それも引用して
おきたいとおもいます。

1については、 「友だちがとても幸せな体験をしたことを知ったら、
私までうれしくなる」といった「共生感」、「経験したことのないことには
何でもチャレンジしてみたい」といった「意欲・関心」、「けんかをした
友だちを仲直りさせることができる」といった「人間関係能力」が高いとの
ことです。

2については、文字通りですね。

3については、高校 2 年生の結果が書かれています。
それによると、
 各年齢期において「体験の力」とより関係している体験は以下のとおりで
す。
 ・小学校低学年までは「友だちとの遊び」「動植物とのかかわり」等
 ・小学校高学年から中学校までは「地域活動」や「家事手伝い」、「家族行事」、
  「自然体験」等

詳細については、原典にあたってもらえばいいとおもいますが、
時間のない方は、昨日、今日の記事でほぼおわかりとおもいます。

要するに、小さい頃の体験が豊富な子こそが、大きくなったときに
望ましい考え方ができ、感性が養われ、意欲的な態度を示すことが
できるということ。

まあ、それはそうでしょうね。

口先でたしなめたり指示したりしても、その場では大人の望む行動が
できるかもしれませんが、本質的には様々な体験を遠して、見聞きし、
もまれ、心を動かされ、それこそが子どもたちの行動につながって
いくにちがいないというのは、ちょいと考えたらわかりますよね。

その大事な大事な体験の機会が、果たしてこどもたちに与えられているので
しょうか。

振り返って見る必要がありそうですね。

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なぜ体験が大事なのか? その1

なぜ子どもの頃の体験が大事なのでしょうか。

子どもの頃の体験がその人にとってどんな影響を与えるのでしょうか。

平成22年の国立青少年教育振興機構から出された、「子どもの
体験活動の実態に関する調査研究」の報告書を見ると、興味深い
内容が満載されています。

今日は、この報告書の概要から要点を抜き出しておきたいとおもいます。

時間のある方は、どうぞ、リンク先の文献そのものをお読み下さい。


成人の調査結果から

1 子どもの頃の体験が豊富な大人ほど、やる気や生きがいを持って
いる人が多い。

2 子どもの頃の体験が豊富な大人ほど、「丁寧な言葉を使うことが
できる」といった、日本文化としての作法・教養が高い。

3 小学校低学年までは友だちや動植物とのかかわり、小学校高学年
から中学生までは地域や家庭とのかかわりが大切。

4 年代が若くなるほど、子どもの頃の自然体験や友達との遊びが
減ってきている。

思いあたる節はありませんか。



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広島・地域から「体験の風をおこそう」運動推進事業

標題の事業にかかわることになりました。

話せば長いので、今日は、その運動の趣旨だけをお伝えします。


体験の風をおこそう運動推進委員会の事務局は、国立青少年
教育振興機構にあります。

おそらくここが国内にたくさんある青少年健全育成に関する機関に
投げかけ、それを受けて、たとえば広島県では江田島青少年交流の家が
手を上げ、予算がつき、賛同する団体を募集したと言うことではないかと
推察しています。


実は、先月、江田島青少年交流の家にあれこれ無理をお願いし、
ウミホタルの観察会をイレギュラーな形で開催させていただきました。

その時にたまたま交流の家のHPを見ていたら、この団体の募集を
目にしたのです。

締切3日前でした。

あわてて書類を書いて送ったら、採択されたという知らせをいただいました。


時間のない中で応募しようとしたのは、その趣旨の文章に共感したからです。

ちょっと長いので、趣旨の文章の第一段落だけ引用して紹介したいと
おもいます。

全文は、江田島青少年交流の家のHPをごらんください。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 近年、子供たちの自然体験、社会体験、生活体験などが減少して
いることから、子どもたちの健やかな成長にとって体験がいかに重要で
あるかということを広く発信し、社会全体で体験活動を進めるための
機運を高めるため、国立青少年教育振興機構では、「体験の風を
おこそう」運動を関係団体と共に推進しています。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

この文章のあと、広島では江田島青少年交流の家が関わること、
さらに、広く呼びかけを行っていることが述べられています。


sizeretouchIMG_201608310002544bc.jpg



今日、採択された団体への説明会がありましたので、電車とフェリーを
乗り継いで江田島の交流の家にまで行ってきました。

採択されたのは7団体でした。


また詳細は後日お伝えしようとおもいます。


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空気砲づくり

来春1月に予定しているサイエンスフェアー(まだ要項は未公開です)で
女子高校生が活躍する予定です。

チーム名は、7名がおなじ団地に在住していることから、団地の名前と
メンバーの数をもとに、TKS-7と名付けました。

活躍の時間はせいぜい数十分から多くて1時間しかありませんが、
もうこの春から計画を練り、夏休み中に準備作業に入りました。

まず、空気砲のグループ3名がやってきて、巨大ダンボールで
空気砲を作りました。

かわいらしく、外装もちゃんとしていますね。

sizetrimretouchIMG_1180.jpg


実際にスモークマシンで煙を入れて打ってみました。

まずまずです。


これが完成した作品です。

sizetrimretouchIMG_1182.jpg

さあ、冬までの半年間、どこに置くか。

悩ましいところです。



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時々、ビッグスクーターにまたがって、中・四国の自然にひたりに出かけます。
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