ええっ!タマキビが海水に潜っている

タマキビは、海岸の岩場の上部にすむそろばんの玉のような巻き貝です。

海水がかかるかかからないかのギリギリのところに棲んでいます。

そういう先入観があったため、材料集めに海岸に出かけたところ、
少ししか見つかりません。

おかしいなあと思って波打ち際にまで降りると、いたのです。

あれほどまでに海水を嫌うタマキビが、潮だまりにどっぷりと
漬かっているのです。


あれれっ。


sizeretouchIMG_4734.jpg


わかりにくいのですが、画面の8割方が海水の中です。


そういえば、思い出しました。
タマキビは、この時期が産卵期。

産卵のために一時的に水に入るのです。

それにしてもあんなに小さな生き物が季節をちゃんと知っているとは。
恐れ入りました。




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アゲハの蛹(さなぎ)

たまたま信号待ちをしていたら、サンショウの木の枝にアゲハの蛹がなぜか
ひっくり返ってぶら下がっていました。

このままではおそらくうまく羽化出来ないだろうと考え、持ち帰りました。

で、撮影です。



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横から見ると、かろうじて、成虫の顔が見えます。

やさしそうな目と、触角が印象的な横顔ですね。


干潟の稚ガニたち

何日か前に、同じタイトルでスナガニの幼個体を取り上げました。

これです。


寒くなってくると変温動物は活動が鈍くなり、撮影のチャンスが増えます。

特に、足早に巣穴に逃げ込んでしまうカニたちは、実は、いまが撮影の
チャンス。

ただし、大人の個体は夏に次世代を残してこの時期にこの世を去ったり、
巣穴にこもってしまったりしているものが多いので、撮れるのは赤ちゃんガニ、
あるいは少年ガニといったところでしょうか。


今日は、ハクセンシオマネキの少年です。

これらの個体よりさらに小さな個体がたくさんいましたので、これらは昨年
生まれた2年モノでしょうか。

大人に比べてまだはさみ脚が小さいのがわかります。


2匹で小競り合いをしています。


sizeretouchDSC_5681.jpg




さらに近づいて撮ったのがこれです。



sizeretouchDSC_5691.jpg


なかなか凛々しく、赤い脚がおしゃれですね。


こうして、厳しい冬の時期を乗り切るために、暖かい日にはせっせとエサを
食べています。


何パーセントの個体が冬を乗り切るのか知りませんが、南方系のカニたちに
とっては、暖冬といっても厳しいはず。


あと数週間で干潟のカニたちは巣穴に完全にこもり、長い冬をじっと
耐える修行に向かいます。


4月に会えるはずです。



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干潟の稚ガニたち

昨日は久しぶりにぽかぽか陽気で、厚着をしていたら汗ばむ
ほどでした。

こんな日は、何があってもちょいとお出かけしたいですね。


昨日の行き先はいつもどおり干潟です。


干潟のカニたちは、たいがい夏に産卵します。
夏に生まれた幼生は秋口にかけてプランクトン生活を終え、干潟に定着します。


昨日も、甲の幅が2ミリメートルほどの小さな小さなカニたちがたくさん走り回って
いましたが、撮影は困難です。

しばらくじっとしていたら、甲幅6ミリほどのスナガニの幼い個体が走って出てきました。

これはおそらく1年前に生まれた個体でしょう。
小学生ってかんじですね。


体の模様が砂の模様とそっくりですので、ひとたび立ち止まった個体は
なかなか発見出来ません。

見事なカムフラージュですね。


どこにいるかおわかりでしょうか。


sizeretouchDSC_5658.jpg


真夏だとスナガニをアップで撮るなんてほとんど不可能ですが、
この時期は気温も低下していて動きが鈍く、ゆっくり近づけば
かなり寄れます。


sizeretouchDSC_5669.jpg



とはいえ、撮影する際には膝とひじが地面に着きます。

その地面が砂だけなら問題ないのですが、たまたまとがった石があったりすると
痛みを我慢するのは数秒が限界です。

痛みをぐっとこらえてピントをあわせるか、いったんあきらめてリセットするか、
思案のしどころです。


こうしてにらみあいを続けながら、まずまずのショットが撮れました。



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センダングサの1種

土手に群生していたセンダングサを1本持ち帰り、種子のかたまりの
部分をまずは双眼実体顕微鏡でみてみました。

どういうしくみで服にくっつくのか知りたかったのです。


種子の全体像は昨日の写真のとおりです。


sizeretouchDSC_5370.jpg


これが種子の先端部分です。

微細なトゲが生えているのは想像していたとおりでした。

オナモミのようなかぎ針の形かなあと思っていたのですが、なんと
釣り針のように、「もどし」がついていました。

それも、びっしりついています。



その先端部分をさらに拡大してみましょう。
これは、顕微鏡にカメラを取り付けて撮りました。


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この鋭さにはびっくりですねえ。

くっついてやるぞという執念さえ感じます。



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