トゲカイエビ初登場

昨日は雨、明日も雨らしいです。

そこで、今日が動けるチャンスとばかり、スクーターで西条まで
足を伸ばしました。

けっこう時間がかかりました。



実は、広島大学のある先生から、トゲカイエビの生息地を教えて
いただいていたので、この確認に行ったのです。


広島市、廿日市市では田んぼにみられるのは、私が見る限りムスジ
ヒメカイエビだけです。


ところが、広島大学のある西条盆地には、トゲカイエビがけっこう
見られるらしく、逆にムスジヒメカイエビは見たことがないとのことでした。


昨年、この先生を広島市内のムスジヒメカイエビの生息地へ
ご案内しました。

今日は、逆に、西条盆地のトゲカイエビをわたしが探しに
行こうと思い立ったのです。


幸い、その先生から、生息地の田んぼをピンポイントで示した地図を
メールで送っていただいており、案内は不要です。

ちんたらちんたらスクーターを走らせ、1時間以上かけてたどり着きました。


いました、いました。
ここの田んぼです。


sizeretouchIMG_5619.jpg



これが、持ち帰ったトゲカイエビです。


sizeretouchDSC_9125.jpg


たしかにムスジヒメカイエビよりも一回り大きいし、色も濃く、全然
違う印象です。


よく動き回るので、撮影にも手こずりました。


このトゲカイエビ、このブログでは初登場です。


西条までの途中で時々スクーターを止めては田んぼを見つめましたが、
瀬野川から西条にかけては、ホウネンエビ以外は目に付きませんでした。


福山市在住の知り合いに聞くと、福山ではカイエビがいるようです。
彼は高校の生物の先生で、大学では動物学を修めていますので、
同定は正しいとおもいます。
つまり、福山に生息するのは、トゲカイエビではなく、カイエビ。


大雑把に要約すると、廿日市、広島周辺ではムスジヒメカイエビ、西条盆地は
トゲカイエビ、福山ではカイエビという区分けができそうです。

もちろん境界地帯を丹念に調べなければならないのですが、
この考えをベースにして徹底的に調べたら、おもしろいことに
なるかもしれませんね。

わたしたち素人でも十分にできそうですので、どなたか挑戦
しませんかねえ。


ともあれ、今日は遠路はるばる足を伸ばし、初めての出会いを果たし、
初めての撮影ができたことに、少し感動しています。


スポンサーサイト

フナムシの尾っぽ

実験材料の調達のため、夜の海岸に出かけました。

出かける前にばたばたとしていたため出発が遅くなり、つい先ほど
帰ってきました。


昼間あれほど素速く岩場を走り回っていたフナムシが、
夜はじっくりと足元を確かめながらゆっくりと歩いていました。

近づいても、懐中電灯の光を当てても、まったく逃げるような
気配はありません。

ですから、コンパクトデジカメでも十分近づいて撮ることができました。


sizeretouchIMG_5581.jpg



下の写真は、カメラを地面すれすれに置いて撮りました。


sizeretouchIMG_5593.jpg


真っ暗なので彼らの視覚はほぼ役立ちませんから、触角で足元を
触りながら歩いています。

それはよくわかりますが、気になるのがしっぽに当たる部分。


V字形のアンテナが左右1対ありますが、V字の一方は
地面を触っています。
ところが、もう一方のアンテナは上に向けて歩いています。

これはいったいなんの意味があるのでしょうか。
何かを感じながら行動しているはずなんですが。


丹念に文献を調べればそういった研究にたどり着けるとおもいますが、
あいにくそんな能力も時間もありません。


こんなとき、小学生の斬新な発想がほしいところです。
意外にそれが的を射た答えになるってことってあるかもしれません。


近いうちにあれこれ、聞いてみたいとおもっています。


スナガニの巣穴

昨日、夕方の7時前に、スナガニを観察しに中学生たちと出かけ
ました。

7時といってもまだまだ明るく、十分探せます。

一人は私の自転車で、残りの5人は徒歩です。


巣穴、たくさんありました。


sizeretouchIMG_5570.jpg


砂浜に500円玉くらいの穴があれば、ほぼ間違いなくスナガニの
巣穴です。

よくみると、巣穴の周囲に、掘り出した砂を投げ捨てた後が見えます。

また、砂ごと口の中に入れてその表面の藻類をかじりとり、吐き捨てた
砂ダンゴも見えます。


sizeretouchIMG_5567.jpg


上の写真は、もっと近づいてみたところです。

左の2つはすでに掻き出した砂が乾いていますが、右の2つは
まだ湿っています。

つまり、砂を掻き出した時間にだいぶずれがあるのがわかります。

この濡れた巣穴の方をじっと見ていると、その作業を続けている
個体が突如現れます。

向こうもこちらもびっくりですね。


中学生たちも楽しんだようでした。




アメンボ、アメンボ、らんらんらん

いやー、久しぶりにこんなに密度の高いアメンボの集団を
見ました。


実は、アメンボを研究している女子中学生が、生きのよい実験材料を
毎回ちゃんと準備しているのが不思議でした。


場所を聞いて、出かけてみると、いました、いました。

ラン、ラン、ランってな感じです。


sizeretouchP5290161.jpg


広島市内の池や沼はたいがいチェックしており、ほとんど見落としはないはず
と思っていましたが、ここはノーチェックでした。


こんな場所をちゃんと見つけるのも、マメ研究者にとっては本当に
大事なことで、敬意を表したいとおもいます。


近所にあった、水生生物の宝庫 

昨日の続きです。

近場にあった、古い池の水をすくって持って帰ることが出来ました。

海蔵寺の関係の方には、感謝しています。


昨日の記事に書いたように、いろいろな生き物がいました。

一つ一つ挙げればキリがないのですが、ミジンコを調べるのがおもな
目的でしたので、とりあえずみつかったミジンコを挙げておきます。


まず、これがオカメミジンコです。


sizeretouchDSC_7778.jpg


体内に卵や幼生が見えませんので、出産したばかりの個体かも知れません。


次は、マルミジンコ。

これも普通種だそうですが、なにぶんにもミジンコを調べ始めてまだ
間がないので、普通種か珍しい種なのかがピンときません。



sizeretouchDSC_7798.jpg


ともあれ、ミジンコはまだ2種類しかみつけていませんが、ヤゴや原生動物など、
海蔵寺の睡蓮の池には、いろいろな生き物がたくさん棲んでいることが
わかりました。


できれば、定点観測の地点にして、毎月調べに行きたいとおもいます。

幸い、住職さんからは許可をもらいました。

非常にたのしみです。


にほんブログ村 シニア日記ブログ 男性シニアへ
にほんブログ村へ
にほんブログ村 写真ブログ ネイチャーフォトへ
にほんブログ村へ
にほんブログ村 教育ブログ 理科教育へ
にほんブログ村へ


※関心をおもちになったら下の「拍手」を
ポチッとおねがいします。励みになります。

| NEXT≫

プロフィール

スクーティスト

Author:スクーティスト
ブログ「スクーターで撮り歩き」にようこそ。
「ラボ・オルカ」、「スタジオ・オルカ フォトギャラリー」、
「広島干潟生物研究会」にもどうぞお越しください。

ようこそ SCOOTIST です
ようこそ、SCOOTIST です。

時々、ビッグスクーターにまたがって、中・四国の自然にひたりに出かけます。
小さな生き物たちの息吹が伝わったら幸いです。
日常のできごとも気ままに書いていきます。

カレンダー
05 | 2018/06 | 07
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
これまでの閲覧者数
検索フォーム
ご意見・ご感想を
中・四国の自然や生き物情報、ドライブ情報もおまちしています。 ここにお書きになった内容は公開されません。

名前:
メール:
件名:
本文:

RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR