明日、新人に挨拶を教えよう

3月も最終日になりました。

東日本大震災から3週間が過ぎようとしており、生々しい被災状況が
報道されています。
当然とはいえ、死亡が確認された方の数がどんどん増えていき、
痛ましい写真、映像そして記事もどんどん見せつけられ、つらい思いです。

壊れた原発の対処もなかなか進まず、遠く離れている者ですら
苛立ちを覚えますが、避難を余儀なくされている方々の不安は
いかばかりかと思います。

とはいえ、被災者を力づける報道も目につくようになりました。
もっともっと推し進めてほしいですね。
西日本にいる者でも、ホッとします。


さて、3月の最終日といえば、年度末での異動があった方は、今日が
いまの職場の最後のおつとめでしたね。お疲れ様でした。

明日からは、新しい職場に出勤なさり、気分新たに仕事に打ち込まれることでしょう。
いっそうのご活躍をお祈りしています。

人事異動といえば、それぞれ悲喜こもごも。
「おめでとうございます。」と堂々と言える場合はいいのですが、
心のなかで「ご愁傷様です。」とつぶやかざるを得ない場合もありますよね。
いずれにしても、大なり小なり、肉体的にも精神的にもストレスがかかるはずですから、
どうぞ、当面は無理のないよう、慣らし運転でお願いします。

(「運転」で思い出しましたが、かつてつとめていた職場で、車の物損事故が
何回かありました。そのうち転入者が4月1日に道に迷って事故を起こした例が
2件ありました。二人とも前日に下見をしていたにもかかわらず。くれぐれもご注意を。)

ところで、異動のあった方は、それなりに思いがいろいろあろうかと思いますが、
異動のなかった方は、年度替わりとはいえ、あまり緊張感もなく、
坦々と仕事を進めがちです。

しかし、この区切りの時期に、残留した方の役割も大きいものがあるとおもいます。
新たに配属された方々の第一印象は、これらの方々との対面で大きく左右されるからです。

特に、新採用の方を受け入れる職場は、ぜひ心して、新人をあたたかく、
しかし緊張感を持って受け入れてほしいとおもいます。


さて、当然のことながら、この4月1日は、新人教育のチャンスです。
この日を逃す手はないですね。
不安と期待でいっぱいのデリケートな新人に、まず何を教えるか。

挨拶ですね。

あとになるほど教えにくくなります。
とってつけたようになるからです。

いまの若い方は、えてして、挨拶の重要性とか頭の下げ方は知っています。
しかし、どういうシチュエーションで、どういうふうにあいさつするかは、
教えられないと身に付きません。
On the Job Training ですね。

これを教えてもらわなかった人は、一生損をします。

わたしの職場で、この挨拶が、教える前から抜群の新人が一人だけいました。

別に、声が大きいわけでもなく、頭の下げ方が優雅なわけでもありません。

彼女は、出勤してきたら、自分の常駐する部屋に行く前に、
まず事務室のドアを開け、「おはようございます」と一言いいます。
そして、一人一人の事務員(といってもそのころ出勤してきているのは
2,3人ですが)の目をみて、ニコッとしてドアを閉めます。
さらに、いわゆる大部屋にも顔を出し、同様にするのです。
冬はコートを脱いでから、ということも知っていましたね。

もちろん彼女は事務室では大人気で、
旧人でもめったにお茶を入れてもらえないのに、
新人の彼女は、茶菓子付きでお茶をすすっていました。

あとで聞くと、これはお母さんが指導されたようです。

彼女を注意してみていると、廊下ですれ違った時にも、一瞬足をそろえて
立ち止まって会釈します。
これがなかなかできないのです。私は結局身につきませんでした。

これらの習慣は、若い数人に伝わりました。
しかし年配の人には広がりませんでした。


宮崎県の幸島にニホンザルの群れがいます。
もう30年ほども前のことですが、ここの1匹の若いメスが、
砂浜にばらまかれたイモを砂ごと手にとって波打ち際に
持っていき、海水に投げ入れて砂とエサをよりわける方法を
発明しました。
これだと、エサが砂にまみれず、塩味がついた状態で食べるとことができるのです。
この「イモ洗い文化」は若い個体に伝搬し、それ以後、
幸島のサルはみんなするようになりました。
しかし、当時の年よりのサルは、決してまねしなかったといいます。
わたしもずいぶん昔ですが、この「イモ」と名付けられた雌ザルがいたころ、
幸島にわたって実際に観察しました。
年配のサルが、斜め目線でイモたちを見ていたのを思い出します。

サルと人とをくらべて申し訳ありません。
ちょっと思いついたものですから。


そうそう、挨拶の話でしたね。

なかなか、いまどき、相手が新人といえども、正面切って「挨拶しろよ」とは
いいにくいですよね。

ただ、新人だからこそ、いまだからこそ、指導してほしいのです。

その人の将来のためであると同時に、職場の雰囲気を明るくし、
士気を上げるのにも有効です。

「挨拶は大事です」というのは誰でもいえます。
具体的に、こういうとき、こういうふうに挨拶をしなさいと、
周囲が指導してください。
若い人は、納得したらすぐに行動に移すことができます。
その文化は、若者につたわり、次代に伝わります。

4月1日なら、まわりのだれが言っても新人は聞きいれます。

もっとも、日ごろから挨拶ができていない人は、指導できませんが。


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