岩石の薄片の顕微鏡写真
岩石を薄くみがいて顕微鏡で見ると、いろいろな鉱物がちりばめられて
いるのがわかります。
これを2枚の偏光板ではさむと、鉱物によっていろいろな干渉色が
見られます。
これって、じつにきれいです。
薄くみがくときの厚さが大事で、聞けば、手作業で0.02ミリメートルの
厚さにみがくとのこと。
どうにか機械でできないものかと聞いてみても、やはり手作業で
やるしかないようです。
このみがきの作業さえなければ、たくさんつくって手元に置きたいとおもって
いましたが、あきらめていました。
ところが、たまたま、先日ある方から、
「捨てるような物でよかったらあげる。」
というありがたいお言葉。
今日、さっそくもらいに行ってきました。
持ち帰るなり、すぐに顕微鏡にかけてみました。
斑れい岩です。
写真は、3枚とも同じ視野ですが、一方の偏光板を少し回転させて
2枚の偏光板が交差する角度を変えて撮りました。
一方の偏光板をほんの少しだけ回転させるだけで、こんなにも
色が変化するのです。
3枚目をご覧ください。
鮮やかな紫色や青色にみえるのが、単斜輝石。
黄色にみえる部分が斜方輝石。
白黒の縞の部分が斜長石です。
これは、譲り受けた方からレクチャーを受けたので、まちがい
ないとおもいます。
このようにして、地質や岩石を研究する方々は、粘り強く石をみがき、
偏光顕微鏡で観察して同定するのです。
気の遠くなるような作業ですね。
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これって、じつにきれいです。
薄くみがくときの厚さが大事で、聞けば、手作業で0.02ミリメートルの
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どうにか機械でできないものかと聞いてみても、やはり手作業で
やるしかないようです。
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色が変化するのです。
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鮮やかな紫色や青色にみえるのが、単斜輝石。
黄色にみえる部分が斜方輝石。
白黒の縞の部分が斜長石です。
これは、譲り受けた方からレクチャーを受けたので、まちがい
ないとおもいます。
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