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アメンボがふ化しない水

中学生二人組が、アメンボの研究をしています。

主には行動の研究ですが、飼育中にどんどん卵を産むので、卵を
使った研究も並行してやろうということになりました。


アメンボは周知のように、水の表面張力を利用して水に浮いています。

ですから表面張力を消してしまう物質が流れ込むと、たちどころにアメンボたちは
溺れてしまいます。

表面張力を消してしまう物質といえば、界面活性剤、つまり洗剤ですね。


アメンボの卵を界面活性剤の含まれた水に置いたらふ化できるのか、という
疑問を彼女らはもちました。


台所用洗剤をうんと薄めた液にアメンボの卵を浮かしてみました。


なんと、卵そのものは耐えたのですが、ふ化の段階になってたいへんなことが
起こったのです。


卵の膜を破って頭を出すのですが、そこで力尽きてしまい、死んでしまったのです。

卵の膜から跳び出す個体がいなかったのです。


ほんの数分の命でした。


sizetimretouch20190730200139.jpg



ほとんどすべてがこんな形で命を落としたのです。


データが私の手元にないのでどの程度の濃度の洗剤であったのか詳細は
わかりませんが、そんなに濃い濃度ではなかったように思います。


おそらく自然界でこのように汚染されていれば、アメンボは棲めないでしょう。

いったんいどのくらいデリケートなのか、調べてみたいですねえ。


ともあれ、アメンボやミズスマシなどが各地で減っているいるのは、家庭排水の中の
界面活性剤のせいだろうとおもわれます。

台所や風呂場から流す洗剤や排水が、直接的にアメンボの卵に、日々悪い影響を
与えているのではないでしょうか。


詳細に調査を重ね、洗剤はどの程度までなら流しても良いのか、発表してくれると思います。


当面は彼女らの研究に注目したいとおもいます。







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