ヒトハリザトウムシの針を捉えた

またまたマイナーな生きものです。

ヒトハリザトウムシ。

これまで何度かこのブログで登場していますが、背中に1本生えた
針というかトゲというか、それがちゃんと写った写真が
ありませんでした。

2011年7月16日の記事では、

「背中に一本トゲが生えているのが名前の由来ですが、あいにく
この写真ではほとんどわかりません。いずれ分かる写真を公開します。」

と約束しておきながら、撮れていませんでした。


台風一過、いいお天気になったので、広島市内で細々と生息している
とある場所に出かけました。

これまで、11月上旬に見たことがありますので、まだいるのではないかと、
一眼デジカメを携えて、それだけを目的にスクーターを走らせました。

いました、いました。

岩の割れ目の奥に、個体数こそ少ないもののちゃんと生きています。

レンズを岩の割れ目の入り口に入れ、ストロボもカメラのレンズのすぐ横に
くっつけて撮りました。

カメラとストロボで入り口にふたをした恰好になりますから、中は真っ暗で、
ピント合わせは勘ですね。

sizerawdevDSC_5358_018.jpg


2カット撮りましたが、ストロボ二発のおかげでさらに奥に入ってしまいました。


おっと、背中の針が撮れない。


しばらく待っていると、気持ちが通じたのか、ノコノコとオスが岩の
割れ目から出てきました。

これを逃したらもう今日は撮れません。

まず遠くから一発。

さらにうんと近寄るために接写リングをかませます。
こうなるとレンズの先と被写体の距離はほとんどありませんから、
今度はストロボをほぼ真横から当てないと光が届きません。

はやる気持ちを抑えて、まずストロボの位置を変えます。

接写リングをはめた分だけ暗くなるはずですが、距離は近づくので
おそらく露出オーバーになるだろうと考え、ストロボの発光量を
1/8から1/16にさらに下げます。

もうここらへんは勘ですね。

で、ついに背中の針がしっかり写ったカットが撮れました。

sizerawdevDSC_5434_015.jpg

見てください。この老成したオス。
体長は6ミリメートルほどです。

背中が革のようにゴワゴワしているのがわかります。

ちなみに、今年の5月に撮った若々しい幼個体の写真を挙げておきましょう。

sizeretouchDSC_3917_20131027202822d25.jpg


なお、しばらく待っていたら、もう1個体出てきました。


sizerawdevDSC_5464_014.jpg


やれやれです。

この写真を持っていれば、観察会で生息場所を荒らさなくてすみますし、
老眼が進んだ方にも背中の針を認識してもらえそうです。


にほんブログ村 シニア日記ブログ 男性シニアへ
にほんブログ村へ
にほんブログ村 写真ブログ ネイチャーフォトへ
にほんブログ村へ
にほんブログ村 教育ブログ 理科教育へ
にほんブログ村へ


※関心をおもちになったら下の「拍手」を
ポチッとおねがいします。励みになります。
スポンサーサイト

この記事へのコメント

管理人のみ通知 :

トラックバック


プロフィール

スクーティスト

Author:スクーティスト
ブログ「スクーターで撮り歩き」にようこそ。
「ラボ・オルカ」、「スタジオ・オルカ フォトギャラリー」、
「広島干潟生物研究会」にもどうぞお越しください。

ようこそ SCOOTIST です
ようこそ、SCOOTIST です。

時々、ビッグスクーターにまたがって、中・四国の自然にひたりに出かけます。
小さな生き物たちの息吹が伝わったら幸いです。
日常のできごとも気ままに書いていきます。

カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
これまでの閲覧者数
検索フォーム
ご意見・ご感想を
中・四国の自然や生き物情報、ドライブ情報もおまちしています。 ここにお書きになった内容は公開されません。

名前:
メール:
件名:
本文:

RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR