段原公民館子ども環境講座

段原公民館主催の「子ども環境講座」が開かれました。

「猿猴川に出かけ、そこで生活している生き物たちの体のしくみ、
生活の様子をじっくり観察します。」

というのが主題です。

定員15名に対し、応募が26名もありました。
いえいえ、わたしが工作して参加希望者を増やしたなんてことはまったく
ありません。

あくまでも自主参加です。

ただ、前回(3月)同じような趣旨の講座に参加者していた親子がけっこう来て
くれていたのはうれしかったですね。

まずは部屋での導入。


1-R0016573.jpg

公民館長さんのオリエンテーションを聞く子どもらの真剣な表情に、
思わずシャッターを切りました。

子どもらだけでなく、保護者も、そして地域ボランティアの引率の
方々もそうです。

実は、段原公民館のエリアに、観察に適した干潟はほとんどありません。

川の二面が人工の護岸となってしまい、川底が干潮時に干上がるといっても
ほとんどシルト状態ですから、子どもを連れて行くわけにはいきません。

一度、ダメ出しをさせていただいたのですが、念のため歩いてみると、
ほんのちょっとだけ、それこそ猫の額ほどの観察場所がありました。

今日、わたしも初めてそこに足を踏み入れました。
はしごがないと入れません。

公民館のスタッフの方、それと地域のボランティアの方々のお世話によって
子どもたちも大人たちも、この干潟に降り立つことができました。

1-R0016576.jpg

わずかこれだけの場所で、次のカニ類が確認できました。

ヤマトオサガニ、チゴガニ、コメツキガニ、ケフサイソガニ、アシハラガニ、
ヒメアシハラガニ、クロベンケイガニ、それにアリアケモドキも見つかりました。

テッポウエビ類、ハサミシャコエビもいました。

貝類では、ソトオリガイとオキシジミ、クログチです。


みんな注意事項をよく守り、けがもなく、干潟に深くはまる子もいませんでした。
こけた子はいましたが、まあ、愛嬌ですね。

お母さんたちがやけに盛り上がっていたのは、やはりこんな体験をしないまま
今日まで至ってしまったからでしょうね。


猿猴川の名前の由来は、カッパですね。
おそらく、昔はカワウソが生息していたのではないでしょうか。

そんな豊かだった川が、いまやひん死の状況だということと、
ちょいと多様な環境を整えれば、いろいろな生き物がしたたかに
定着するであろうということを感じてくだされば幸いです。

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この記事へのコメント

ION : 2014/05/19 (月) 17:15:18

本当に狭く見える場所ですが、沢山の生き物が見つかったのですね。
見つけた生き物の正体が解かるというのは楽しい事でしょうね。
正体が解かれば、もっとそれについて詳しく知ってみたくもなりますよね。

見つける、捕まえるという行為は、とっても楽しくて
大人でも嬉しくって声があがるんでしょうね。

生き物も草花も生き生きして
いい季節です。
そんな生き物からパワーをもらって頑張りたいです。

スクーティスト : 2014/05/19 (月) 23:47:01

コメントありがとうございます。

子どもも大人も、ボランティアのおじさんたちも楽しんだ企画でした。

名前にこだわるのは、やはり名を知っているかどうかで親近感が
違いますからね。

名を聞いて 振り返り見るや 野辺の花

ですね。


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