元宇品での干潟観察会

昨日の元宇品での干潟観察会で、ゴンズイが採れました。

南方系の魚類です。

漁師の方々の話では、昔は瀬戸内海にはあまりいなかったようです。

わたしは、ひんぱんに海に出かけるような生活をしていたわけではありませんが、
少なくとも20年ほど前に蒲刈島でゴンズイの幼魚が球状に群れているのを目にし、
以後、あちこちでみかけています。
太田川放水路でも見ています。


ゴンズイの群れはゴンズイ玉と呼ばれ、ゴンズイの幼魚が何十匹と集まって、
直径30センチメートルから50センチメートルの球状を形成したまま移動して
いくのです。

海中で出会うと、その統制のとれた動きに圧倒されます。
水族館でみると、美しささえ感じます。

ところが、実はやっかいなことに、彼らは毒針を背びれと胸びれにもっています。

釣り上げた方がよく刺されるようです。
もちろん、彼らが襲ってくるようなことはまったくありません。
ゴンズイ玉に手をいれたことがありますが、玉がきれいにふたつに分かれたのち、
ふたたび一つになりました。これは感動しました。

刺されると、大のおとなが泣くような痛みだそうで、ひどい場合は呼吸が乱れるとか。

猛毒なのです。

昨日の観察会で、やや大きめの個体が1匹見つかりました。

sizeretouchR0016878.jpg

子どもがみつけたようですが、幸い、近くの大人が、注意を喚起してくれたので
事故はおきませんでした。

ジュニアリーダーの女子二人が作ってくれた注意事項の紙芝居にも
登場したので、事故防止に役に立ちました。


自然の中での活動は、ともすれば危険と隣り合わせです。

「だから子どもをそんなところに行かせないのだ」という気持ちもわからないでは
ないのですが、行かなければ永遠に知らないことになります。

行って、危険に遭遇し、豊富な体験をもった人にそれを教わり、対処する方法を
その場で身につけることができる体験は、これからを生きる子にとってどれほど
有効なことか。

昨日参加した子は、ゴンズイの独特の姿・形は一生忘れないと思います。
体を縦に走るあの黄色い4本のラインは印象的ですから。

背びれと胸びれに猛毒があることも知りました。

食べたらおいしいことも、ついでに教えちゃいましたが、
誰一人持ち帰りませんでした。


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