一式飾

「一式飾」をご存知の方は少ないでしょうねえ。

ちょっとローカルすぎて話題にしにくいのですが、逆に少しでも
多くの方に知っていただく上では、積極的に話題にしたほうが
いいのかもしれません。

まずは、常設館の作品をみていただきましょうか。

作品名は、「陶器一式 弁慶と釣鐘」です。

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すべて陶器でできています。

このように、歴史上の人物やテレビ・映画に出てくる場面を、たとえば、
陶器一式、自転車部品一式、家電製品一式などで作り、これを7月の3日間、
それぞれの町内の家の間口に飾って競うという行事です。

この当番の家に当たったら、家の玄関口はこの飾りのために開放しなくては
なりませんから、自家商店はその3日間は商売はできません。

もちろん作品を作る作家の家の一部屋は、およそ3ヶ月ほど?は資材置き場
兼アトリエになります。

ここに作品例があります。

いつの頃か、駅前に常設館ができ、年中見られるようになりました。
それが上の写真です。


常設館には、保存会の方が書かれた看板がありました。
転写しておきます。


出雲市無形民族文化財「平田一式飾」の由来

 一式飾とは、その名称が示すとおり、あらゆる生活用具のうち陶器、
自転車部品、茶器、仏具等その一式を自由に使い分けて歴史上の
人物や歌舞伎、テレビ等の登場人物やその場面など、独特な発想、
技巧を凝らして飾り競う平田独特の民族芸術です。
 一式飾は、もともと神に奉り、お慰めしようという素朴な信仰心から
発生したもので、江戸中期に原因不明の疫病がこの地に大流行した際、
神主の神夢に天神のお告げがあり、御神幸(おたび)をすれば直ちに
疫病が治まるというので、御神幸行事が始まったといわれています。
 寺町の住人で表具師の桔梗屋十兵衛が、疫病の有無にかかわらず、
天神の御神幸の祭典が恒例なるように、かつ神輿(みこし)を各町内で
ご休憩いただくよう祈願したところこれが叶ったので、寛政五年(1793年)
茶器一式で「大黒天像」を作り、獅子舞で神輿をお迎えしたのが一式飾の
起源といわれています。その後、大正中期には「一式飾りコンクール」が
始まり、毎年七月二十日から三日間、平田天満宮の夏祭りに町内競って
一式飾を奉納し、欠くことのできない景物として、約二百二十年を経た
今日まで継承されています。
                                  一式飾保存会


ずいぶん前の話ですが、私の亡き父が、この一式飾りのにわか作家でして、
毎年夏には商売をほったらかして趣味でやっていました。

飾りつけを終えた作品の横で撮影した記念写真が何枚もあります。
少し誇らしげです。

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