ジュニア研究発表会 ポスター 10

今日は、中学生の姉弟のペアによる研究の紹介です。

干潟のカニに興味をもった二人は、干潟観察会でじっくりと
カニの説明を聞いていました。

すると、カニの種類が違うと体のサイズや胴と脚のバランスも違い、
これがカニの生活様式と関係しているのではないだろうかと疑問をもちました。

そこで、カニのサイズを測ることからはじめ、その後、走る速さの測定まで
試みました。

サイズの測定は、甲幅を基準として、脚を開いたときの長さを測定しました。
これは、両脚を伸ばして測るのは難しいので片方で行い、体の中心から
最も長い脚の先端までを「開脚長」と名付けてひたすら測定しました。
ポスターには載っていませんが、測定する器具も自分たちで作りました。

さらには、さすがに中学生の発想らしく、「スポーツテスト」と来ました。

ソフトボール投げや幅跳びはできませんから、短距離走です。

レーンを自作し、そこを走らせてかかった時間をストップウオッチで
測定しました。

10加世田

その結果、やはり生活様式と体型は関連性があり、石の下にすむカニは
甲幅に比べて脚が短く、干潟の上で生活する時間の長いものは走る機会が
多いためか、脚は長かったという結果になりました。

また、ヤマトオサガニのように水浸しの泥に巣穴を掘って生活しているカニは
走るのが苦手と考えていたのに、予想外に早かったことをみつけています。

危機が迫ったときには、俊敏になれるということが実証できました。

予想どおりの結果とそうでない結果が得られ、測定はつらい中にも
楽しさもあったと言っています。

予想が裏切られることが研究のステップになることはよくある話です。

先入観や思い込みを戒め、別の発想や新たな方法を展開するのは、まさに研究の
醍醐味ですね。

時々、言い争いをしながらも研究をまとめた二人は、よく頑張りました。


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