スイレンの池にヒドラが多産

年中水が張ってあるにちがいないという場所を見つけました。

スイレンが植えられ、アヒルがほぼ放し飼い状態で飼育されて
います。

こういうところにはミジンコが湧き、それをエサとしているヒドラが
見つかることがよくあります。
1センチメートルほどの生き物です。
淡水のイソギンチャクとおもっていただいていいのではないかと
おもいますが、姿形はうんとスリムでシンプルです。

水を持ち帰って一週間ほど忙しくて放置していましたが、すこし
落ち着いたので、双眼実態顕微鏡で見てみました。

案の定、ヒドラがいました。

ヒドラをご存じない方のために、模式図を載せておきます。

ヒドラ図


触手が何本かあります。これでプランクトンを捕まえます。


sizeretouchDSC_0720.jpg


下の写真は、触手の一本を拡大して見たところです。


sizeretouchDSC_0712.jpg


まるいツブツブは刺胞とか刺細胞呼ばれるもので、この中に毒矢が
入っています。

この毒矢でミジンコなどのエサを麻痺させます。

獲物は、触手でそのまま口に運ばれ、丸のみですね。

口は、触手の付け根のちょうど中央にあります。
頭の真上というかんじですね。

小さな口ですが大きな獲物を食べるときはその獲物の大きさに
口が開き、食べた後は体の中に獲物のシルエットが浮かびます。

なにせ、体全体が胃袋というか腸というか。
腔腸動物といわれるゆえんです。

飛び道具をもった肉食の生き物で、時には自分の体の何倍もの獲物を
飲み込みます。

増え方も独特で、ある日突然体の一部が膨らみ、そこから二世が
生えてくるのです。
出芽法といいます。

いやー、おそろしい生き物ですね。

もしこのヒドラがヒトと同じくらいの大きさで、地上をのそのそ歩いていたら、
おそらくヒトをはじめ多くの生き物が絶滅していたことでしょうね。


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