大学の教授がモノづくりの先達だった

親戚に大学の教授や高校の校長を勤めた方はいますが、
年齢がはるかに離れており、あまりお付き合いがなかったため
身近な存在ではありませんでした。

おまけに、ど田舎で育ったため、大学なんて電車とバスで1時間以上もかけないと
行けず、もちろん高校を卒業するまでおよそ大学なんてまったく縁がなく、
入試の時に初めて入っただけという奥手でした。

したがって、自分が大学生になっても、大学の教授といえば、雲の上の
存在であり、気安く話しかけるなんてことは全くありませんでした。

大学院の先輩ですら、そうとうな距離感があったのです。

ですから、教授の方々がどんなパーソナリティや特技をお持ちなのかは
ほとんど知りませんでした。


先日、ひょんなことから、動物生理学のY教授のお弟子さんとお話をする
機会があったときに、ある小道具をみせていただきました。
このお弟子さんですら、わたしが学生時代の院生でしたので、当時は
お話などできないままで卒業しましたが、縁あってその後おつきあいさせて
いただいています。

その方によれば、Y教授が実験をなさるのに、必要に駆られてご自分で
考案して設計され、技官の方に作ってもらったという小道具でした。

おそらく40年~50年以上前の作品だとおもいます。
Y教授はご健在ですので、今度お会いしたら、その経緯をぜひともお聞き
したいとおもいますが、とりあえず、写真を示しておきましょう。
これです。

explsizeretouchR0012153.jpg

支柱に取り付けて使う微動装置のようです。

本体を支柱に取り付けて左側のねじで止めます。

動かしたいものを可動部の上の穴に固定します。

そして、微動ネジをゆっくり回すと、ネジが切ってあるので可動部が
ゆっくり上下するのです。

微動ネジを1回転させても可動部の動きは1ミリ以下ですので、
ネジをわずかずつ動かせば可動部を数ミクロンずつ動かすことが可能です。

真ちゅうでつくってあり、実にがっしりとしておりガタツキがなく、ネジの大きさも
適切できわめて扱いやすく、なめらかに動きます。

もう何十年も前にこんな器具を考案し、設計し、実験に活用されていたことに
敬意を表するとともに、その現物にこうして立ち合えたことをうれしくおもいます。

情熱というか、意気込みを感じますねえ。


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