よくわからないものの、大学入試事情について

この時期、大学入試に関心がない方でも、いろいろ情報が
飛び交いますのでついつい聞き耳を立てることがあるかも
しれません。

つい先だって、都内の某私立大学医学部に合格した子が今日、
ひょいと遊びに来ました。

いろいろ語ってくれたことの詳細はまたいずれ記事にしますが、
その大学の個人面接が、実に30分もあったことを教えてくれました。
受験生全員を面接するのに、3日間かけていたようです。
30分面接すれば、そこらへんの高校生は丸裸にされてしまいます。
少々はったりの上手な子でも、見かけ上の実績があっても、
見抜けます。

いままで長時間の面接を大学がやらなかったのは、手間がかかるからだと
おもいます。
でも、やり始めてるんですねえ。


東京大学が推薦入試を今年始めたことで大きな話題になりましたが、
京都大学も特色入試を今年からはじめました。
多かれ少なかれ入試制度は日本中の大学でどんどん変わりつつあり、
今後もいっそう拍車がかかるとおもいます。


つい先日書いた駄文を転載しておきます。


■大学入試が、2020年度から変わります。いまの中1の生徒からです。
記憶中心の試験から、論理的な考え方、意欲、発信力、人間関係などが
問われます。すでにその方向で各大学は動いており、これは、どんな
人物がこれからの世の中で有意なのかを有識者が考え抜いた結論です。
今年からあの東大ですらAO入試を、京大でも特色入試を始めたことからでも
おわかりでしょう。
■欧米の大学入試並みに40分以上の面接を日本の大学が取り入れるか
どうかはわかりませんが、ペーパー試験の比重が減り、個人面接・集団
面接・実技評価・実績評価が増えることは間違いありません。高校の現場に
いた私にいわせれば、もっと早く変えるべきだったとおもいますが、とにも
かくにも重い腰を上げたことは評価したいとおもいます。
■当然、高校は敏感になっており、高校入試も教育内容も変わるはずです。
これに伴って、中学校や小学校の授業内容も変わらなければならない
のですが、ご承知のように小・中学校はかなりコンサーバティブな組織であり、
一部の学校をのぞいて、なかなか中身まですぐには変わらないだろうというのが
私の見方です。靴を入れるところなのに下駄箱といい、緑色なのに黒板といい、
鉛筆を入れているのに筆箱と呼んでいるだけなら可愛らしいのですけれど。
■ですから、保護者としては、小学校のころからいろいろな物事に興味をもたせ、
自分の手先を用いて取り組ませ、それを継続させること、楽しさだけを追い回す
のではなく時に苦しくとも探究的に考え解決に向けて行動できることが必要で、
そのためには、文章がきちんと書けること、理由を説明できること、他の人の意見を
尊重しながら自分の意見が言えることなどを鍛えておく必要があります。
それは高校入試や大学入試に必要というよりも、いまの世の中が必要とする
人物像だからです。
■つい先日、都内某大学医学部の入試で面接があり、高校時代に科学研究を
継続した女子は、新聞紙を開いたくらいの大きさのポスターと小さなプレパラートを
面接会場に持ち込み、ろうろうと自分の研究を説明し、見事合格しました。
また、市内で最難関市立高校といわれる高校の推薦入試では、中学時代に
科学写真チームに所属する女子が県科学賞で特選、県美展写真の部「大賞」の
実績をひっさげて合格しました。もちろんそれだけで合格したわけではないのですが、
こんな生徒・学生が欲しいと、大学も高校も思ったことは間違いないでしょう。
■いきなり大学・高校入試の話でピンと来ないとおもいますが、あっという間に
大事な時期が過ぎていきます。わが子にどんな力をつけさせたいのか、どんな
体験をさせておきたいのか、ご家族で話し合ってみてください。
                                      (2016/02)


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