スナガニもけっこういます

今日は、小3の女の子とある種の貝を取りにでかけました。

お父さん、お母さんもいっしょです。


いえいえ、アサリなどの食用ではなく、タマキビと言われる仲間で、
研究用です。

広島市内の海岸でそこそこみつけて採集し、最後にある河口に行ってみました。

この貝についての話やら、彼女が進めるであろう実験については、後日
ここに書くことができるとおもいます。


この河口の護岸の一角に狭い砂浜ができており、500円玉ほどの巣穴がいくつか
みつかりました。

「おお、スナガニの巣穴だ。」


スナガニは、西日本では広島、愛媛、長崎、熊本、宮崎で準絶滅危惧種に
指定されています。

もともとスナガニは、全国の砂浜にたくさんいました。
海水浴場にもけっこういました。
決して珍しい種でもなく、もちろん脆弱な種であるというわけではありません。

なぜ、準絶滅危惧種に指定されたかは、人間の自然に対する圧力の
影響なのです。

彼らが巣穴を作る場所、つまり潮間帯上部で目の細かいきれいな砂が
少なくとも30cm程度以上の深さに積もっているような海岸が、日本中から
失われてきたことにあるのです。

高度経済成長の際に、日本中の海岸が埋め立てられたり、護岸にコンクリートの
堤防が築かれました。

まっさきに打撃を受けたのが、高い所の砂浜に巣穴をつくるスナガニでした。

ですから、スナガニが残っているところは、幸いそういった工事を免れた
ところ、あるいは、工事のあと、自然に砂浜が復活したところという
ことになります。

実は、後者の例として、広島市内にもけっこういることが干潟生物研究会の調べで
わかってきました。


無題


この可愛い目を見てください。

ただただ、だまって、生きていけるところに居をかまえて、
ひっそりと生活しています。



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