オオミズムシ その2

昨日の続きで、水の中に棲むカメムシの仲間であるミズムシ類に
ついての話題です。

この仲間は、学術的には半翅類と呼ばれています。

代表選手はセミですね。

続いて馴染みのあるのがカメムシ、ウンカでしょうか。

水中や水面に目を移せば、子どもに圧倒的に人気のあるタガメも半翅類。
それにアメンボ、マツモムシ、タイコウチ、ミズカマキリ、コオイムシも
この仲間です。

そして昨日、今日の話題のミズムシも半翅類です。

昨日採ってきたのは、おそらくオオミズムシであろうと考えています。

sizeretouchDSC_7552.jpg

黒地に黄色あるいは金色の模様がきれいですね。
この個体が、頭の先から翅の先まで12ミリメートルありました。


次の写真は幼生で、まだ翅が伸びきっていません。

sizeretouchDSC_7571.jpg


第三歩脚が、オールのようになっていて、これをうまく使ってすばやく
泳ぎます。


彼らは、翅の下に空気をためていて、これで呼吸をしています。

ちょっとわかりにくいのですが、上の写真では虫の右側、つまり
写真でいえば左側の胸の部分に、ベージュに筋が走っているのが
見えます。

これが気泡の一部で、落ち葉を反射してベージュに見えています。

下の写真では、虫の体の右側のやはり胸のあたりに白く見えます。
反射した落ち葉が白っぽいので、この反射も白く見えます。


要するに体に空気を貯えて呼吸しているのです。

ですから、そのままでは体が浮いて困るわけですね。
そこで彼らは一気に水底まで泳ぎ、底の何かにつかまって生活して
います。

わたしはやったことはありませんが、聞くところによると、このミズムシを
捕まえてきて、コップに入れ、色紙を小さく切って水の底に沈めておくと、
ミズムシがこの色紙にしがみつき、浮いてくるとのこと。

その繰り返しで水中には色紙が浮いたり沈んだりして、これを楽しんだ
とのことです。

風船虫と呼ばれるゆえんとのこと。
ミズムシにとっては迷惑なことでしょうが、なかなか風流ですね。



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