カニの分布調査

昨日、中学生と調査を行い、ハクセンシオマネキがけっこう生息して
いることをお伝えしました。

とはいえ、その生息地は狭くて脆弱で、わずかの地盤の改変によって
たちまち絶滅する可能性があり、まさに綱渡りのような生活ぶりだという
こともわかりました。

どのポイントも、写真のような感じで、このわずかに黄色く見える部分に
だけ、ハクセンシオマネキは生息ができます。


drawsizeretouchIMG_0693_201606020914401f4.jpg

この日、この写真を撮影した時刻の潮位は、広島湾で107cmでした。
この場所は海岸から少し入っていますので、多少違うかもしれませんが
そのまま写真には書いています。

護岸の黒く見える横帯の部分が最高潮位付近です。
広島では今年の最高潮位がちょうど4メートルですので、
これもこのまま書いています。

ハクセンシオマネキは、ちょうど2メートルから3メートルあたりで、
ちょうどほどよい土質の部分に限って生息しています。

写真では黄色く見える部分で、ほんのちょっとだけあります。

黒く見える土質のところには、一匹もいません。シルトが多すぎるのです。

彼らが棲むのに適した環境は、地盤高は多少それよりも前後してもいい
ようですが、このように土質が問題で、さらさら感がありながらにぎったら崩れず、
どろどろ感も多少ありながら、ネチャつかない程度。


写真でもおわかりのように、こんな場所はほとんどないも同然。
わずかにあれば、かろうじてハクセンシオマネキが生息しています。
ほんの数個体です。


市内の河川の土手を歩いてみて、黄色い土質のあるところをまず
みつけてみて下さい。
そして、そっと近づいて、生息しているかどうか、肉眼または双眼鏡で
じっくりと探してみて下さい。

いかに彼らが絶滅に瀕しているか、おわかりになるとおもいます。



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