ハクセンシオマネキの目

昨日の続きです。

ハクセンシオマネキをアップで撮ることができたので、
その画像をさらに拡大してみました。

まずこれが、原画です。


sizeretouchDSC_8581_2016091606455239e.jpg



続いて、原画の一部を拡大した写真です。


sizetrimretouchDSC_8581_20160916064554ff3.jpg



非常に細くて鋭いトゲがそれぞれの眼柄に2本から3本ずつ見えます。

巣穴に入るときに眼柄は両脇に倒れて甲の前縁のくぼみに収まりますので、
このトゲのある部分が外側になるはずです。

つまり、このトゲで巣穴の内側を触ってみることができます。
ちょうどネコのヒゲみたいなものですね。
このセンサーによって、目が傷つくのを防いでいるのでしょう。


眼柄の先端は、マッチ棒のように膨らんでいます。
マッチ棒の発火部に当たる部分の特に外側には複眼が配置されて
いて、これで外界の情報をキャッチします。
写真では藤色に見える部分ですね。

文献によると、この複眼は形を認識することは苦手なようです。


眼柄の頂上部分には何やらツブツブの模様があるようですが、
ここには複眼はないようです。


野外でハクセンシオマネキやチゴガニを観察したことのある方は
よくご存知でしょうが、とにかく動く物に対しては非常に敏感で、
すぐに巣穴に隠れ込んでしまいます。

30秒から1分、時には2分くらいじっとして待っていると現れますが、
まず体を半分だけ出して一方の眼柄だけ巣穴から出し、様子をうかがいます。

ちょうど潜水艦の潜望鏡のようです。

その後安全だとおもったらようやく巣穴から出てくるのです。

まあ、こういった慎重さがあるゆえに、長い間滅亡せずに世代を繰り返して
これたのでしょうね。

眼柄の構造をみるだけで、いろいろなことが想像できるので、なかなか
楽しいものです。



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