科学研究出品後のてんやわんや 4

広島市科学賞について、混乱の状況を書いています。

しつこいようですが、今後のあり方を当事者に考えていただくための
建設的な意見であるとご理解ください。

その証拠をまず述べておきます。

実は、こういった混乱は昨年の審査でもありましたし、その前の審査でもありました。
見過ごすことができない状況でしたので、市教委に状況を文字にして説明し、
提言までしたのですが、外部にはそのことは公表していません。
今後改善が図られるのであれば、広島市科学賞の権威を保つうえで、伏せて
おいた方がよいと判断したからです。
子どもや保護者を説得するのはけっこう大変でしたが。


今回、結局、その昨年、一昨年の状況も書かざるを得なくなりました。
これを書くと、おそらく多くの読者は唖然とされるとおもいますし、
各方面に影響もいろいろあるとおもいます。
ただ、たとえ少しの間、市科学賞の権威が失墜したとしても、改善が
図られないままの状況が続くよりもよほどマシだとおもったからです。
やむを得ず書いておきたいとおもいます。


○一昨年(平成26年)の事件

この年まで、広島市科学賞の主催は、市の教育委員会ではなく、先生方の組織で
ある市教育研究会理科部会でした。

中学生の「塩生植物の研究」は、データもしっかりしており、それをまとめる
文章も洗練されており、実に模範的な作品でした。
長年鍛えていましたし、実は前年に県の特選をとっていて、さらに発展させた
研究にまとめていました。

しかし、この年、市の科学賞で、優秀賞ではなく、佳良賞でした。
佳良賞は、県に出品されることはありません。
知らせを受けてめまいがしました。

これは何かの間違いだろうと、関係者に了解を得たうえで、わたしから直接
審査の窓口の先生に電話でお伺いしました。
たまたま作品がその先生の手元に残っていて、その場で見ていただいた
ところ、これはすごい研究だということになりました。

その日の放課後、関係者で協議され、さらに責任者の校長にも事情が伝わった
ようで、急遽優秀賞に格上げとなりました。
翌日の夕方、八本松の県の審査会場に自家用車で運んでいただきました。
この日が実は県の審査の受付の締め切り日で、締切時刻17時の直前だった
とのことでした。

その結果、この作品は、なんと県の準特選に入ったのです。


聞けば、市の審査の際に、机の脇の方に置いていたため佳良賞の
山に入ってしまったとのこと。
あまりにもずさんな審査に腹立たしさを覚えましたが、対応は迅速で
誠実でした。
また、責任者の校長からわたしに直接電話があり、市の表彰式の会場でも
私をみつけて謝罪されました。
残念ながら、会場にいた保護者と生徒には詫びはありませんでしたが。


○昨年(平成27年)の事件

今年、中学生3人の「さらに新しいアイデアで音速測定」が市で教育長賞でもなく
優秀賞でもなく、3番目の優良賞となり、なんとか首の皮一枚で県審査に応募して
いただきました。
それが大逆転で県の特選になったことは、数日前から書いているとおりです。
ちなみに、この子らの記事が、あすの読売新聞広島版に写真入りで出るはずです。
私は写っていませんからご心配なく。

実は、この研究は昨年からの継続研究であり、昨年の方が内容的には
濃く、つぎつぎと当時4人がアイデアを出したり、実験したり計算したりして
わたしも楽しくその様子を見ていました。
よほどいい研究が他に出ない限り、県で特選となるだろうとおもっていました。

ところが、よもやの市予選敗退。
この年から主催が市の教育委員会に変わり、賞のカテゴリーが増えました。

教育長賞4点の中には見当たらず、優秀賞6点の中にもなく、優良賞10点の
中にも見つかりません。
その次の佳良賞35点の中にようやくあったのです。


この年も関係者に了解を得た上で、主催者に電話して状況をお聞きしました。

「厳正な審査をしたので、結果は覆らない。」との一言でした。

ここで、昨年と同様に柔軟に対応していただけていたら、それですんで
いたのですが、さすがにわたしも二年も同じような状況が続いたので、
審査のあり方に疑問をもつようになってきたのです。


○今年(平成28年)の事件

すでにこれまで述べたとおりです。
県で特選の作品が市では3番目の賞だったこと。

これを受け、さらに市教委と学校、保護者、児童生徒の間のすったもんだも
あれこれたくさん見えてきて、むしろ怒りはなく、なんとかこのままではいけないと
わたしの正義感?がメラメラと燃え上がったのでした。


原因(なぜこういうことになったのか)と提言(どうしたらいいのか)という
ことは後日に回します。

明日は、その市の表彰式ですので、明後日以降の記事になります。



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この記事へのコメント

ION : 2016/11/26 (土) 14:27:51

昨夜、この記事を拝見して
衝撃的で、色々考えて眠れない夜を過ごしました。
内容もですが、スクーティストさんが
ここに書かれたという事もです。

そして今朝の読売新聞。
みなさんの笑顔が素敵でうれしかったです。
心も落ち着きました。
しっかり窓ガラスにオ〇カという文字が見えますね。

この先、大人のごたごたで
真面目に頑張っている子どもさん達の
心が傷つきませんように・・と思います。
私も言う側身を置いてますが、
今のシステムで、改善するんでしょうか?
てんやわんや5の提言を楽しみにしています。

あまり衝撃的な記事の時には
閲覧制限という方法もありますが、
その時は、事前に私にも
パスワードをお教えください。(笑)





スクーティスト : 2016/11/26 (土) 17:55:24

コメントありがとうございます。


タフなIONさんが眠れないような記事でしたか。
それは申し訳けないことをしましたね。

たしかに衝撃的な内容ですが、現実にそれが起こり、
いずれ述べますが、起こるべくして起こっており、
それが過去にもあまた起こっているに違いなく、
またこのまま放置したら、今後も毎年繰り返させるに
違いないと確信しましたから。

そういったことを知っているのは、おそらくわたしだけあり、
密かに改善の要求をしたにもかかわらず、今年も同じ状況が
繰り返されたので、わたしが言うほかはありません。


「お上のやることには黙って従え」という時代はもう
とっくに過ぎました。



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