ハマダンゴムシの記憶力

ダンゴムシ類を迷路に入れる実験が科学館などでよく行われて
います。

最初のT字路で右に曲がったら、次のT字路ではほぼ確実に左に
曲がります。

最初にダンゴムシが置かれたところ、つまりスタート地点をいわばストレス源と
すると、そこからできるだけ遠ざかろうと行動しているのだろうと考えられて
いるのです。

中学生が実際にやってみると、最初のT字路と2番目のT字路で交互となる確率は
極めて高く、ハマダンゴムシは90パーセント以上であることがわかりました。

中学生たちは実験中に、

「ハマダンゴムシは頭いいね。」

なんて言っています。

これは、予想どおり交互にいく場合の数がダンゴムシよりハマダンゴムシが
多いから、ついこういう表現になります。

べつにハマダンゴムシが頭がいいかどうかわかりませんが、でも少なくとも
最初に曲がった方向を記憶していて、次にその反対側に移動するわけですから、
頭がいいという表現がまったく不適切かといえばまんざらそうではなく、
記憶力という言い方をすれば当てはまるのではないかと、議論していました。


そのうち、じゃあ、どのくらい記憶しているのだろうかということになりました。

最初のT字路から2番目のT字路までの距離を調整できる装置を、彼らは
作りました。

これです。

sizeretouchIMG_2619.jpg

2つをつなげたら約80センチメートルになります。

ハマダンゴムシの体長を2センチメートルとすると、40倍。
人間だったら、70メートルほどになります。

この距離なら忘れるだろうと予想したのですが、あに図らんや
その距離をものともせず、ほとんどの場合ちゃんと交互に
曲がったのです。

「ハマダンゴ、ほんとに頭いいじゃん。すごいすごい。」

けっこう中学生たち、盛り上がっていて、次回はさらにコースを延長すると
いうことです。

わたしもひそかに楽しみにしています。


にほんブログ村 シニア日記ブログ 男性シニアへ
にほんブログ村へ
にほんブログ村 写真ブログ ネイチャーフォトへ
にほんブログ村へ
にほんブログ村 教育ブログ 理科教育へ
にほんブログ村へ


※関心をおもちになったら下の「拍手」を
ポチッとおねがいします。励みになります。
スポンサーサイト

この記事へのコメント

管理人のみ通知 :

トラックバック


プロフィール

スクーティスト

Author:スクーティスト
ブログ「スクーターで撮り歩き」にようこそ。
「ラボ・オルカ」、「スタジオ・オルカ フォトギャラリー」、
「広島干潟生物研究会」にもどうぞお越しください。

ようこそ SCOOTIST です
ようこそ、SCOOTIST です。

時々、ビッグスクーターにまたがって、中・四国の自然にひたりに出かけます。
小さな生き物たちの息吹が伝わったら幸いです。
日常のできごとも気ままに書いていきます。

カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
これまでの閲覧者数
検索フォーム
ご意見・ご感想を
中・四国の自然や生き物情報、ドライブ情報もおまちしています。 ここにお書きになった内容は公開されません。

名前:
メール:
件名:
本文:

RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR