メダカの飼育を通じて生態系を考える その2

昨日の続きです。

メダカを飼うのに、大きく分けて、ろ過装置を備えた水槽で飼う方法と、
そのような機器は用いずただ明るいところに置くいて育てるという方法の
二つのタイプがあることを前提にお話しします。

もちろんその折衷型とかもあるのですが、まあ、話を単純にするために
二つのタイプにします。
これを、便宜上透明タイプ、緑色タイプと呼びましょう。


二つのタイプのうちの緑色タイプの場合、水は濁って汚く見えるし、
エアレーションもしていないので、すぐに死んでしまうと思われがちです。

一方、透明タイプの場合は透き通った水中で、いかにものびのびと、爽快に
生きているように見えます。


しかし、あえてわたしは後者の方法で飼育し、たくさん卵も得ています。


なぜ、一見汚そうな水槽で長生きをし、繁殖もするのでしょうか。

まず、この緑色に濁っていることを考えましょう。

これは、植物プランクトンが大いに繁殖しているということです。
この植物プランクトンは、光を受けることによって光合成を行い、
酸素を放出しています。
ですからエアレーションは必要ないのです。

また、この植物プランクトンの餌は、メダカの糞に含まれるリンや窒素
です。

メダカのエサにもこれらは含まれていますが、そのエサを食べたメダカが
フンをすることによって、より水に溶けやすい形になるのです。

このように、日光と栄養素が十分にある水槽では植物プランクトンが増え、
その結果水のなかに酸素が供給されます。

おまけに、植物プランクトンが増えると、それを食べる動物プランクトンも増え、
これがメダカのエサになります。

メダカに毎日決まった量のエサを与えてやれば、それに応じて植物
プランクトンの量も動物プランクトンの量も安定してきます。

つまり、十分な光が当たり、適切な量のエサが与えられているメダカ水槽は、
バランスのとれた、ある意味理想的な水槽になっているのです。


見栄えさえ犠牲にできれば、この緑色タイプの水槽は実にお勧めです。



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