海水の塩分濃度

昨日の続きです。

各地の海水を集めて塩分濃度や比重を測定している中学生が
います。


普通、海水の塩分濃度は3.4% 程度と言われています。

しかし、場所によってかなりばらつきがあるようで、瀬戸内海のように
河川水がたくさん流入する海域ではうんと低く、3%前後です。


逆に、赤道直下の海は、調べたことはないのですが塩分濃度は
高いような気がします。

それは、水温が高いわけですから水分が蒸発しやすく、その分塩分の濃度が
増すはずですね。

世界中で最も塩分濃度が高い海域は紅海だそうで、3.8%もあるそうです。

さらに驚くべきことに、内陸部の湖沼ではもっと高い所もあるようで、それが
有名な「死海」ですね。
なんと30%もあるそうです。

瀬戸内海の約10倍の濃度です。

どんなカナヅチの人でも浮きますね。

瀬戸内海各地の塩分濃度と水温の1年間での移り変わりをみせて下さったのは
稲葉明彦先生で、「瀬戸内海の生物相」の中にあります。

転載の許可を得ようにもすでに鬼籍にお入りですのでままなりませんが、
できの悪い教え子の一人ですので、きっと許していただけるだろうと
おもい、載せておきます。

trimretouchIMG.jpg

横軸の単位は 「‰(パーミル)」となっていますので、「%(パーセント)」に
直すには小数点を一桁挙げていただければいいとおもいます。

つまり、30‰は3%です。

ここで、このグラフについての解説をぐだぐだしようとはおもいませんが、
瀬戸内海西部では、季節による塩分濃度の差が極めて大きいのが
目につきます。

このように、海水の塩分濃度といっても、世界の各地で様々ですし、
瀬戸内海という狭い地域に限ってもばらつきがあります。

河川水の流入とか潮の干満などの影響もあるとおもいます。
そんな変化に富んだ海水ですから、当然そこに住む生きものたちも
場所によって異なるわけですね。

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