オカダンゴムシの出産に子どもらと立ち会った
夕方の5時過ぎに子どもたちが来たので、オカダンゴムシを見せて
やりました。
オカダンゴムシというのは、庭や公園などで普通にみられるいわゆる
ダンゴムシのことです。
さすがに見たことのない子はいませんでした。
さわれない子もいませんでした。
ただ、「うちのお母さんはダメ。」という子もいます。
オスとメスのかんたんな見分け方を教え、双眼実体顕微鏡で卵を持ったメスを
見せていたときです。
ある子が、
「ウワー、赤ちゃんが生まれている。」
というではありませんか。
どれどれということで見てみると、たしかに産んでいます。
子どもらはすぐに盛り上がり、
「うわー、出産だー。」
「おめでとうーー。」
「すごーい。」
「見せて、見せて。」
と、大フィーバーになりました。
わたしも、卵をもったメスは何度も見たみたことがありますし、産まれたばかりの
1ミリメートル足らずの白い赤ちゃんも知っています。
しかし、さすがに出産のシーンには立ち会ったことがありませんでした。
ちょっと感動ですが、あくまでも今日は、これは余録なのです。
ひとしきり観察してもらい、本題に戻りました。
その後、夜の9時過ぎに思い出し、先ほどのメスを探し出して双眼実体顕微鏡で
見てみました。
とっくに産み終えているとおもっていたのですが、なんと、まだおなかの中に
赤ちゃんが残っているではありませんか。
慌ててカメラを取りだし、思い切って近寄って撮りました。
出産前のお腹がぱんぱんに張っていたときの写真がないのが残念ですが、
3枚ほど載せておきます。
写真は、しだいにダンゴムシに接近していきます。



子どもらは本当に喜び、
「お母さんに話してあげる。」
とか、
「ぼくもこんなふうに産まれたんかねえ。」
とかいいつつ、じつにいい時間が流れていました。
1センチメートルに足らないちっぽけな虫けらでさえも、子どもらに
大きな感動を与えることがあるのですね。
そんな体験をできるだけ多く与えてやりたいとおもいました。

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オカダンゴムシというのは、庭や公園などで普通にみられるいわゆる
ダンゴムシのことです。
さすがに見たことのない子はいませんでした。
さわれない子もいませんでした。
ただ、「うちのお母さんはダメ。」という子もいます。
オスとメスのかんたんな見分け方を教え、双眼実体顕微鏡で卵を持ったメスを
見せていたときです。
ある子が、
「ウワー、赤ちゃんが生まれている。」
というではありませんか。
どれどれということで見てみると、たしかに産んでいます。
子どもらはすぐに盛り上がり、
「うわー、出産だー。」
「おめでとうーー。」
「すごーい。」
「見せて、見せて。」
と、大フィーバーになりました。
わたしも、卵をもったメスは何度も見たみたことがありますし、産まれたばかりの
1ミリメートル足らずの白い赤ちゃんも知っています。
しかし、さすがに出産のシーンには立ち会ったことがありませんでした。
ちょっと感動ですが、あくまでも今日は、これは余録なのです。
ひとしきり観察してもらい、本題に戻りました。
その後、夜の9時過ぎに思い出し、先ほどのメスを探し出して双眼実体顕微鏡で
見てみました。
とっくに産み終えているとおもっていたのですが、なんと、まだおなかの中に
赤ちゃんが残っているではありませんか。
慌ててカメラを取りだし、思い切って近寄って撮りました。
出産前のお腹がぱんぱんに張っていたときの写真がないのが残念ですが、
3枚ほど載せておきます。
写真は、しだいにダンゴムシに接近していきます。



子どもらは本当に喜び、
「お母さんに話してあげる。」
とか、
「ぼくもこんなふうに産まれたんかねえ。」
とかいいつつ、じつにいい時間が流れていました。
1センチメートルに足らないちっぽけな虫けらでさえも、子どもらに
大きな感動を与えることがあるのですね。
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この記事へのコメント
kay : 2012/06/07 (木) 01:25:48
私も、「今まさにお母さんから離れていく、1ミリぐらいの白い赤ちゃん達」はみたことあります。しかも我が家の庭で(笑)。
もしかしたら、あのときひっくり返してみたら、こんな光景が見えたのでしょうか?
これは何倍でしょうか? うちのファーブル君(20倍)でも見えるかな??
いや~~すごい!!
見たかったです・・・・
こういうときは呼んでください(笑)。
ってか、今日は行ったのに(笑)! 惜しい!!
スクーティスト : 2012/06/07 (木) 10:21:29
> うわー、うわー、うわー!!!!!!
この書き出しはなんだ?!と、こちらが「うわー」とおもいました。
写真をみて喜んでいただいたのですね。
ありがとうございます。
> もしかしたら、あのときひっくり返してみたら、こんな光景が見えたのでしょうか?
見えたとおもいますよ。
何時間にも渡って産んでいくようですから。
庭先で、いまこの瞬間にも産んでいる母親がいるはずですから、
どうぞ、足を運んでみて下さい。
> これは何倍でしょうか? うちのファーブル君(20倍)でも見えるかな??
倍率はよくわかりません。
撮影倍率でいえば、1cmほどの虫が23.6mmの撮像素子に写っていますので、
2倍から3倍といったところでしょうか。
ファーブル君の倍率と一概に比較できませんが、ドアップで見られますよ。
どうぞ、近場でゲットして、ご自宅でごらんください。
こんどこちらで産まれそうなら、声をおかけしましょう。
ION : 2012/06/12 (火) 21:50:13
衝撃的な写真です。
お腹って「命の宝箱」なんですね~。
沢山の方々に見ていただきたい写真です。
何も語らなくても考えさせられる写真です。
感動です。
スクーティスト : 2012/06/13 (水) 11:53:26
さすが獣医さんの見立て。
「命の宝箱」ですか。
なるほど。
もう数時間早く撮れば、もっとお腹いっぱいの
赤ちゃんがひしめいているのを写せたのですが、、、。
残念ではありますが、子どもたちは、そのようすや、
出てきたばかりの赤ちゃんが歩き回っているのを
じっくり観察できましたから安心です。
みんなでかけがえのない命を感じました。